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みみさん。

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ブドウくん

まず、Aの酪農ですがここは五大湖の周辺ですよね。五大湖ってどのようにしてできた湖かというと、氷河湖ですよね。つまり、氷河時代には氷河で覆われていたので、氷食により土壌は痩せているため、穀物栽培なんかには向いていませんね。だから酪農をしています。バターやチーズは保存がきくので、五大湖から大都市まで運んでも大丈夫ですよね。

Bはとうもろこしです。コーンベルトとよばれるこの地帯は、とうもろこしや大豆などの栽培とフィードロットの肉牛飼育などを組み合わせた混合農業を行っています。そうすることで、とうもろこしが肉牛の餌にもなりますよね。ヨーロッパの混合農業も、てんさいの絞りかすなどをエサにしています。土も穀物栽培に向いている、長草草原が腐植してできた肥沃な黒土です。南アメリカではこのような土壌をパンパ土(長草草原のことをパンパ)、ウクライナではチェルノーゼムといい、北アメリカではプレーリー土(長草草原をプレーリー)といいますね。いずれも小麦やとうもろこしの栽培を行う穀倉地帯です。

Cはコットンベルトとよばれる綿花地帯です。綿花は「寒さダメ、湿気ダメ」なので、温暖な南部で昔からプランテーションを開いて黒人奴隷を労働力として栽培していました。でも最近は、ずっと綿花を作っているせいで、もう土壌が綿花を受け付けなくなっています(連作障害)。そのため、大豆やとうもろこしの混合農業に変化しつつあります。

みみさん。

とても丁寧に教えていただきありがとうございます!プレーリーって草原のことだったんですね!酪農のとこも、穀物栽培に向いていない理由からの説明で分かりやすかったです!理解を深める事が出来たので覚えられそうです!

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