EUであるメリットについては、
うまくふれることができていないかもしれませんが、
以下のことが言えるらしいです。
EUの4か国が、出資したエアバス社では、
各国で作られた航空機の部品をフランスのトゥールーズに集め、
そこで組み立てている、とのことです。
なぜ「別々の国で部品を作る」のかというと、
ビジネス上の理由が主たるものです。
部品の発注を受けた国の企業は、
航空機部品を製造する過程で得られる技術上のノウハウを生かして、
他分野での差別化を図れると共に、利益も享受できます。
当然、その国の政府としても経済効果が得られる訳で、
その見返りとして、その国の航空会社にエアバスを斡旋する事により、
欧州各国との貿易に好影響をもたらします。
特に、欧州の場合、英国や一部の国を除けば陸続きですので、
運搬におけるコストも削減できます。
