✨ ベストアンサー ✨
こんにちは。
まずエレベーター内を黒く塗りつぶしてみてください。
そうすると、この物体は質量m+Mの物体と考えることができます。
小球が糸でぶら下がっていようが床に転がってようが関係ありません。
そのあとはこの物体についてそのまま運動方程式が立てられますね。
ちきさんの疑問、張力Tは含まないのかについてですが、
考えてみましょう。
エレベーター(質量M)について運動方程式を立ててみると
Ma=F–Mg–T
小球(質量m)についての運動方程式は
ma=T-mg
になります。
T=ma+mgと変形してエレベーターの運動方程式に代入すると解答と同じ形になりますね。
ちきさんの疑問に答えるとすれば、張力Tは働いているが、式を整理すると消える、ということになります。
どちらの考え方でも解答にたどり着きますが、2物体を一つにまとめて考えると計算量が少なくなりますので、使えるようになるとテストなどでは時間削減になります。ミスも減りますしね。
張力とは糸が両端を引っ張る力ですので、糸が切れたら当然張力が働かなくなります。
(3)の問題は、糸を切って小球がエレベーター床面に到達するまでの運動を考えています。
この瞬間、小球の質量はエレベーターの運動に影響を及ぼしません。
どうしてですか?
エレベーターの中にあるのでmgも働くのではないのでしょうか?
では(3)の糸が切れたらどうして含まないのでしょうか?