正直、植民地化されずに済んだ理由は色々あります。
ただ、このプリントで示されているのは、大政奉還・無血開城により、内戦が驚くほど早く終わったからだ、という一つの考察に基づいていると考えられます。
簡単に書きます。
江戸末期、幕府と天皇派の対立により内戦の状態に入ります。当時の列強国にとって内戦によって国力が疲弊したところを支配する、というのは植民地化のお決まりのパターンでした。それぞれフランス・イギリスから支援を受けていますが、要は武器を売るわけです。国力が疲弊し、経済状況もままならない国を支配するのは簡単なんです。
ですが無血開城で戦闘は行われず、かなりの国力を温存した状態で内戦が終結します。列強国に付け入る隙を与えなかったわけです。
分かりました、ありがとうございました(^^)