あなたにとって、勉強できるようになって得られるものの価値の方が、勉強それ自体によって得られるものの価値よりも大きいから、勉強はできるようになりたいけど、勉強はしたくないと思うのだと私は思います。
まずは勉強する価値を忘れて、勉強をしてみるといいと思います。やってみると、勉強というものがわかってくる。そうすると、勉強する価値もだんだんとわかってくる。
(ここからは憶測)
あなたはきっと、どのくらいやれば勉強というものがわかってきますか?と質問するだろう。答えはわかるまでだ。ここであなたは、ふざけるなと思うだろう。しかし、それしか方法はないのだ。
例えば、あなたの好きなスポーツは何ですか。そのスポーツのルールを知り尽くして、観戦だけをして、そのスポーツを一度もやらずに、そのスポーツの一番の楽しみがわかりますか。
最後に厳しいひとこと。
それを自分の頭で考え抜かずに、頭がよくなるはずがない。
私も中学生の頃はそんなことを思っていたので、その時の自分に言うくらいの気持ちで書きました。
そんな私でも、高校ではめちゃくちゃ勉強ができるようになりました。
私の場合は、高校受験の約1ヶ月前にこのようなことをふと思ったからです。
「そういえば、自分から勉強したことないな。今までずっと、(近くの席の人とよく話してたけど)授業はなんとなく聞いてきたはずなのに、勉強って何なのか、何のためにするのかよく分からない。はぁ、高校でもこれからの人生でも特にやりたいこともないし、高校からは勉強をやってみようかな。……よし、今から受験勉強やるか。」
まあ、やると決めた理由の9割がそのときの気分だったんですが😅
それをしたいと思ったなら、あとはもう、それをやるだけです。
できることはそれだけです。