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まず、南半球か北半球かの判定が大切ですね。北半球なら1月が冬(寒い季節)で7月が夏(暑い季節)、南半球なら1月が夏で7月が冬ですね。だから、右は南半球、左は北半球です。
これを踏まえた上で、2つの特色を押さえます。
ケッペンの気候区分では、温帯がCであり、地中海性気候はCs,西岸海洋性気候ではCfbとなります。共通点としては、どちらも大陸の西側に発達しやすい気候で、ユーラシア大陸ならば西のヨーロッパ、北アメリカ大陸や南アメリカ大陸の西側にも分布しています。また、年間の最寒月と最暖月の気温の差(年較差という)も小さいです。sはドイツ語の(ケッペンはドイツ人)sommer trokenがもとになっているんですが、英語のsummer dryで考えるといいですね。その名のとおり、地中海性気候では夏に乾燥します。なんで、そうなるかを説明すれば理解しやすいとは思うんですが、高校内容なので触れないでおきます。教えてほしければコメントしてください。また、西岸海洋性気候は偏西風の影響をうけます。偏西風は、低緯度側から高緯度側に吹きます。だから低緯度の暖かい湿った空気を運んできます。そのため、比較的雨が降り、冬でも暖かいという特徴があります。例えば、パリと北海道の最北端はほぼ同じ緯度ですが、パリは冬でも平均気温が0°を下回りません。また、極東風という風が北側から冷たい空気を運ぶのですが、この冷たい空気と暖かい空気がぶつかって、寒冷前線ができて(中2の理科でやりましたよね?)雨をもたらします。この影響もうけて、平均的な降雨がみられます。偏西風について、補足をしておくと、風は地表との摩擦でスピードが衰えるので、陸地に入り込むほど弱まります。だから、大陸東岸では影響を受けにくいです。ヨーロッパが一番有名なのは、Cfbの範囲が広いからですが、これは北アメリカ大陸ならロッキー山脈、南アメリカ大陸ならアンデス山脈とかに遮られるため、偏西風が入ってきにくいからですが、ヨーロッパは高俊な山脈がアルプス山脈くらいしかないし、これも東西方向(風とほぼ平行)に走っているため影響を受けにくいからです。
いっぱい喋りましたが、要点は写真に載っけてます。
めっちゃ理解することができました!!!
細かい理由などを書いてくれてありがとうございます
質問1ついいですか
東極風が答えとして出てくる問題の出し方ってどんな感じですか❓
恥ずかしながら東極風を初めて聞いた感じです多分あまり授業を聞いていなかったのだと思います😹
極東風ですね。僕は、中学では習わなかったので、別に勉強不足ではないと思いますよ😊思い切り、高校内容なので理解するための手段として活用するだけでいいと思います。ついでに、気圧帯の話もしますね。風っていくつか種類があって、そのうちの1つに恒常風っていう年中一定方向に吹く風があります。これは、大気の大循環によっておこります。偏西風がその1つですね。
ところで、風って高圧から低圧に吹くっていうのやりましたよね?これを踏まえて聞いてほしいです。
以下、写真を見つつ読んでください。
まず、極付近って低圧か高圧かわかりますか?太陽からの受熱量が小さいので、冷たく下降しやすいので高圧ですね。極高圧帯といいます。
そして、赤道らへんは反対に、暖かいので上昇するので低圧です。赤道低圧帯といいます。
赤道付近で上昇した空気は、飽和水蒸気量を越えると雨を降らします。そのあとも、だんだんと上昇していくと、次第に空気の温度は下がっていって、重たくなって、圏界面に沿って南北に向かったのち北緯20°から30°付近で下降します。下降気流が発生して、高圧になりますね。中緯度高圧帯です。
ちなみに、中緯度高圧帯では高圧なので乾燥します。(高気圧周辺では乾燥してよく晴れるってやったと思います。それの地球規模だと思ってください。)だから、砂漠は中緯度高圧帯付近にできやすいですね。(他にも砂漠の形成要因はあります。)
また、亜熱帯高圧帯と極高圧帯で下降してきた空気は、岩石の中を潜れないので、地表面にそって移動します。すると、そいつらがぶつかるので、もう上昇するしかないですね。すると気圧は低くなり、降水も見られます。これを亜寒帯高圧帯といいます。
この4つの気圧帯の間で気圧の差が生じているので、風が吹きますね。
詳しくは、画像を見てもらったらわかると思います。どれも高圧から低圧に吹いてますよね。これを見れば、偏西風が低緯度から高緯度に吹く理由がわかると思います。
理解しないと地理なんてただの暗記科目になってしまって面白くないと思います。逆にメカニズムがわかると、すげーってなって面白いと思います。
ちょっと板書(?)するので
時間経ってから
また質問があったら
させて下さい。
回答ありがとうございます😊
真面目ですね。羨ましいですw
遅くなってごめんなさい。赤道付近の方があついのは、太陽に近いからではありません。太陽のような大きなスケールから見ると、地球の半径なんて大したことないので、それが理由ならそんなに温度差は生じません。
原因は、太陽エネルギーの受け方の違いです。地球の接線方向について考えてみてください。
緯度が高くなるほど同じ太陽光を受けるのに必要な面積が大きくなります。すなわち、同じ面積だと緯度が高くなるほど、太陽光を受けにくいということになります。今、通学途中なので図が書けないので、わからなければいってください。
まあ、右も左も降水量が夏に少なくなっていて、降水量が安定していないところが着目点だと思います。