✨ ベストアンサー ✨
近代のイスラーム世界に起こった運動の思想で、「イスラーム信仰によるアラブ民族結束」を掲げました。宗教的な意味では「原点回帰して分裂前のイスラーム信仰にて統合する」です。
この頃イギリスを筆頭に西欧諸国によるイスラーム世界の縮小(植民地化)が起こっていました。始めはアラブ民族主義運動(18世紀)でしたが、次第に抵抗運動へと変わっていきます。それがこの「パン=イスラーム主義」を掲げた運動です。
この思想を掲げたのは「アフガーニー」で、19世紀後半に提唱。この思想にて抵抗運動を展開、ウラービーの乱(エジプト)やタバコ=ボイコット運動(イラン)へ繋がっていきます。
砕けた言い方をすれば、「始めの頃は考えが1つしかないから、みんなその考えを持っていればまとまって侵略国に対抗できるよね」という感じです。
なるほど!分かりやすくありがとうございます。
詳しく教えて頂きありがとうございます。