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なぜ日本の工業は軽工業⇾重化学工業⇾先端技術産業なのでしょうか?説明お願いします

回答

✨ ベストアンサー ✨

戦前から戦後は繊維加工中心の軽工業でしたが、高度経済成長期からはより賃金水準の低い諸外国での繊維加工が進んだ。このため相対的に機械工業、化学、電子機械といった分野が中心となった。

さらにいま、かつて低賃金だった諸外国も新興国として台頭しているため、従来型の大量生産・高品質だけでは日本の工業は競争力を維持できなくなった。そのためより先進的な技術を導入して付加価値を高めていく方向が問われており、先端技術産業に特化した経営、研究開発が中心になっている。

分かりやすい説明ですね!ありがとうございます🙇💕

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回答

日本の工業の基礎は繊維業です。江戸時代まで問屋制家内工業から工場制手工業へと移行するものの生産物自体は生糸や布でした。
明治を迎えても初期は富岡製糸場に見られるように官営工場も軽工業中心でしたが、欧米の国々に追いつくため近代化を進める中で工業発展は必要な項目で、日清戦争の賠償金で建てられた八幡製鉄所は、日本の重工業発展の大きなきっかけになりました。その後も軽工業を中心としながらも重工業が発展していきました。戦後の復興の中で太平洋ベルトを中心に重工業が発展し工業製品の輸出により貿易摩擦が起こるまでになりましたが、人件費や原料・材料の費用が高まり、生産が海外へと移行し、海外の安い製品に対抗するために、高い技術力を生かした新製品や新技術の開発へと工業の比重が移行し、先端技術産業が発達していきました。
ざっくりとですが、こんな感じでどうでしょうか。

わざわざありがとうございます🙇🙇🙇
これでバッチリです😆😆

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