歴史
中学生

ちなみに配給制と切符制の違いもお願いします

配給制 切符制

回答

何に加えて因みになのかは分かりませんが、恐らく太平洋戦争期についてだと思いますので回答いたします。
配給制→主に米などの食料品に対して行われた。1940年以降は一人一日2合3勺まで国から配給された。
切符制→配給制の中で、全員に均等に配分するために、一定期間で切符が配布され、その切符を使わないと商品の購入等が不可能に。
なお勘違いする人が多いが、切符と商品を引き換えるのではなく、一定期間ごとに一人当たりにポイント(切符)が振り分けられ、その保持するポイントの中で買い物ができるというシステム。
なので買い物等は普通にお金で行う。ただし上述のように切符の一定期間に使える上限値を超過すると、その商品を買えるだけの金を持っていても購入ができないというシステム。
例えば衣料品などで背広が50点だったとする。国民に毎年配布される衣料切符の点数は100点。
背広を2枚買ってしまうと、もうその年はタオルや下着等も必要であろうと金があろうと購入出来なくなる。無論このポイントでは足りず、闇市などに繰り出す者も多かったとされる。
主に食料品(砂糖や味噌など)や衣料品などに導入され、1人による物資の買い占めなどを防ぐ目的で行われた。

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