補語(C)が必要な自動詞と補語が必要でない自動詞の違いは、文法的および意味的な特徴に基づいています。
1. 補語が必要な自動詞(主格補語をとる)
•特徴: 主語の状態や性質を補足的に説明するため、補語(C)が必要不可欠。例えば⬇️⬇️⬇️
•be: “She is happy.”
•become: “He became a doctor.”
•remain: “It remains unclear.”
•keep: “The room kept quiet.”
•feel: “I feel tired.”
•seem: “It seems important.”
これらの動詞は、主語と補語をイコールで結ぶ役割を果たしており、補語なしでは文が成立しない。また、これらはしばしば状態や変化を表す。
2. 補語が必要でない自動詞
•特徴: 主語が行う動作そのものを示し、補語(C)は必要ない。例えば⬇️⬇️⬇️
•come: “He came late.”
•go: “She went away.”
•stand: “He stood still.”
•run: “The child ran fast.”
•arrive: “They arrived yesterday.”
これらの動詞は、動作や動き自体を伝えることが主な役割で、補語がなくても文が成立する。ただし、副詞や前置詞句で動作の具体性を補う場合がある(例: “He stood by the door.”)。
なぜ違いがあるのか?
•補語が必要な動詞(前者)は、動詞単独では主語に関する十分な情報を伝えられないため、補語を使って主語の特性を補う。これが「主格補語」の役割。
•一方、補語が不要な動詞(後者)は、動作や出来事を描写する機能を持ち、動詞自体で意味が完結することが多い。例えば⬇️⬇️⬇️
•“He became.” → 文として不完全で意味がわからない(補語が必要)。
•“He stood.” → 文として成立し、意味も通じる(補語は不要)。
長文失礼しました!!