倫理
高校生
解決済み

公共の防衛機制についてです。「嫌な事を忘れる」ことが逃避(忘却への逃避)ではなく,抑圧であるのは何故ですか。また,両者の違いも教えて欲しいです。

公共 倫理 フロイト 防衛機制 高校 高2 至急

回答

✨ ベストアンサー ✨

「嫌な事を忘れる」ことが逃避(忘却への逃避)ではなく抑圧である理由について説明し、さらに両者の違いを明確にします。

### 抑圧(Repression)
**抑圧**は、心理的な防衛機制の一つで、意識に上ると不安や苦痛を引き起こすような思考、感情、記憶を無意識の中に押し込めるプロセスです。これは意図的な行動ではなく、無意識的に行われるものです。嫌なことが起こったとき、それを意識的に思い出さないようにするのではなく、無意識的に意識から排除し、忘れてしまうことです。

### 逃避(Escape)
**逃避**も防衛機制の一つですが、これは現実の嫌な状況やストレスから逃れようとする行動です。逃避には、現実から物理的に離れる(例:旅行や引っ越し)、ファンタジーや空想の世界に逃げ込む、アルコールや薬物に頼るなどが含まれます。逃避は意識的に行われる行動であり、現実から逃れるための手段を選び取ることです。

### 忘却への逃避 vs. 抑圧
「忘却への逃避」は現実の嫌な出来事を意識的に思い出さないようにする行為を指します。これは、たとえば、嫌な出来事を思い出しそうになったときに意識的に気をそらしたり、違うことを考えようとすることです。

**両者の違い**:
1. **意識性**:
- **抑圧**: 無意識的に嫌な思考や感情を排除します。個人はそのことを意識的に忘れようとしているわけではなく、自然と意識に上ってこなくなります。
- **逃避**: 意識的に現実から離れようとする行動です。嫌なことを思い出さないように努力することも含まれます。

2. **手段と目的**:
- **抑圧**: 心理的な防衛として自動的に行われるもので、目的は苦痛や不安から自分を守ることです。
- **逃避**: 嫌な現実から離れるために意図的に取る行動です。具体的な手段を使って現実から離れようとします。

3. **無意識 vs. 意識**:
- **抑圧**は完全に無意識的に行われるため、本人は抑圧していることに気づいていないことが多いです。
- **逃避**は意識的な選択の結果として行われるため、本人は逃避していることを自覚しています。

このように、「嫌な事を忘れる」ことが抑圧とされるのは、無意識的なプロセスであるためです。逃避は意識的な行動であるのに対して、抑圧は自分の意思とは無関係に無意識が働く点で異なります。

はるな

とても丁寧な解説,本当にありがとうございます。非常に助かりました。

これ生成AIのコピペしただけですよ。
この回答者は使うのはいいですが、なんで明記しないのか意味不明ですね。

防衛機制なんだから無意識に行われるにきまっています。逃避が意識的だなんてとんでもない誤りですよ。

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?