世界史
高校生
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七月革命が起きたのは資本家が反発したからとありますが、なぜ資本家が反発したんですか

回答

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ウィーン体制により王政が復活したフランスではシャルル10世が議会を解散、言論・出版の統制を強化し、制限選挙を行おうとします。これに怒ったパリの民衆が蜂起し、七月革命が起こります。(自由主義者ルイ=フィリップが王となり七月王政が成立)

アイ

言論・出版の統制を強化し、制限選挙を行おうとします。これに怒ったパリの民衆が蜂起しまではわかるんですけど、何故、資本家が中心に反発したかわかりません。

ざえ

七月革命によりブルボン朝が倒れた後、新たなフランス国王に ルイ=フィリップ が即位しました。七月革命によって成立したフランスの新たな政治体制を 七月王政 と呼びます。 絶対王政を倒したフランス国民は、国民のことを考えた政治を期待していましたがルイ=フィリップは国民全員ではなく、少数の「 お金持ち 」のための政治を行いました。
顕著な例が 極端な制限選挙の実施 です。当時のフランスでは 人口の1%にも満たない高額納税者にしか選挙権が認められていませんでした。 男性普通選挙を求め、選挙法改正運動が展開される当時のフランスは産業革命を迎えており、中小産業資本家や労働者の数が増加していました。しかし、選挙権が認められているのは一部の高額納税者だけだったので彼らは男性普通選挙の実現を求め選挙法改正運動を展開しました。
1848年、七月王政を打倒すべく、パリで労働者や学生らが蜂起しました。これを 二月革命 といいます。 マルクスの思想が革命に影響を与えた 二月革命の発生と同年同月に、ドイツ出身の思想家 マルクス は『 共産党宣言 』を発表しました。この宣言でマルクスは「 万国のプロレタリア(労働者)よ、団結せよ! 」と訴えかけたのです。彼の思想は革命の担い手となった労働者たちに大きな影響を与えました。 二月革命によって七月王政は打倒され、フランスは再び国王がい なくなりました。

アイ

ありがとうございます。

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