Xは赤道で、経度45度分の長さです。赤道1周は4万㎞で、その8分の1の長さ(360度のうちの45度)=5000㎞になります。
オは、経線で、緯度45度分の長さです。北極から南極までの経線の長さは、2万㎞(地球の半周)で、その4分の1の長さ(180度のうちの45度)=5000㎞になります。
問題は、ウですが、この線は北緯60度の緯線ですよね。この線1周の長さは、赤道1周の半分=2万㎞になります。
ウは、経度90度分の長さだから、2万㎞の4分の1(360度のうちの90度)=5000㎞になります。
では、なぜ北緯60度の緯線が赤道1周の半分になるかというと、下の図を見てください。
北緯60度の円の半径は、赤道の半径の半分になるからです。
半径が半分だったら円周の長さも半分になります。