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権利の請願、権利の宣言、権利の章典 はなにがちがうのでしょうか?💦

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権利の請願、権利の宣言、権利の章典は、イギリスの憲法を構成する重要な基本法です。
権利の請願は、1628年にイギリス議会が国王チャールズ1世に対して出した請願です。議会の同意無しでは課税などをできないようにした請願です。
権利の宣言は、名誉革命後の議会で可決され、権利の章典の基となった文書です。ジェームズ2世の統治を批判し、議会の承認による課税や自由な討論の保障、恣意的な逮捕や裁判の禁止などを規定していました。
権利の章典は、権利の宣言を文章化・成文化し、同年に制定されました。議会は国王の権利に優越することが、つまり「国王は議会に歯向かえない」ことが明確化されました。
権利の宣言と権利の章典は、内容は同じですが、議会で決定して出されたものを「権利の宣言」といい、それを王が受け取り承認したものを「権利の章典」といいます。

画像は私が投稿している授業ノートです。

トライが授業動画を無料でYouTubeにアップしているのでリンクを載せておきます。復習に利用してみてください。おすすめです。
https://youtu.be/7oRBfdEhOAM?si=1XdBqUBhUVaQknbe

https://youtu.be/UsfUfgLkYCA?si=Iu73QRihazomETj_

権利の請願 権利の宣言 権利の章典
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回答

1628年にチャールズ1世に専制(税や不当逮捕等)を制限させる為に議会が提出したのが権利の請願。
1689年の名誉革命時に「議会が」王政の権限や国民の権利について決議したものが権利の宣言、それを「メアリ2世とウィリアム3世の名で」発布したのが権利の章典ですね。
内容としては権利の宣言=権利の章典ですね。

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