地理
中学生
解決済み

なぜ、59の答えが
『暖流』になるのか
教えてほしいです🙇‍♀️

58.日本の ○ 59. 多くの雨や雪をもたらす原因となるものは、 暖流と寒流のどちらか 日本の気候に影響を与える風

回答

✨ ベストアンサー ✨

暖流の蒸気で雲ができるからだったはずです。
寒いところで蒸発はしませんので

ぺんぎん

_「寒いところで蒸発はしませんので」→間違いです。「寒いところでは、蒸発はするけれども、雲が発生しない」が、正解です。
_「寒いところで蒸発はし」ないのであれば、冬に洗濯物は乾かない、と、言う事に成ります。

ひなた

ああ申し訳ない。
理科の知識が疎いもので。
雲が発生しないため雨が降らないというのが正しいでしょうか

ぺんぎん

_「雲が発生しないため雨が降らないというのが正しいでしょうか」→はい。そうです。
_そして、どんなに寒くても、蒸発はします。
_フリーズ・ドライ、とは、凍らせて、氷の状態から蒸発(昇華)させている訳です。
_水は、昇華しない、と、思っているかも知れませんが、それは、常温(又は、室温)・常圧・静止状態の、実験室での条件のお話し、です。上空で、雪やら、あられやら、ひょうやら、が、降って来る時は、強い風に当たりながら、気圧の低い条件で動いている状態なので、昇華します。
_また、天然のフリーズ・ドライに近い冬の保存食として、凍(し)み豆腐・凍(こお)り豆腐・高野豆腐・切り干し大根・凍り大根、等があり、東北やら、北陸やら、の、農家の軒先に、冬にぶら下がっている映像を見たことがあるのではないか、と、推測します。
_冬に水分が蒸発するからです。 
_寧ろ、日本付近では、冬は乾燥した北風が卓越する(≒優勢になる)するので、肌が乾燥しますよね?

ひなた

なるほど、蒸発はするが、条件下でない限り雲が発生しないということですね。
理科が苦手なのでこういう情報はとてもありがたいです。

ぺんぎん

_実は、気体とか、液体とか、は、周りに合わせて直ぐに形を変えられるので、直ぐに混ざる、と、ひなた さんたちは、思っていると、思います。でも、温度とか、濃度とか、の、違う、液体同士とか、気体同士とか、は、ひなた さんたちの思うよりもずっと混ざり難(にく)いのです。
_アイスコーヒーに、ガムシロップを混ぜて、ガシガシ掻き混ぜても、後の方で、妙に甘ったるい事がありますよね?混ざり難いからからです。気体も同じです。
_暖流の直ぐ上で温められた空気は、見えない熱気球か、天灯・天燈、(≒東南アジアの気球灯籠)の、様に、混ざらないで、上空に登って行くのです。
_そして、上空に行くに従い、気圧が下がるので、膨張します。すると、温度が下がるのです。
_このとき、上空の温度が低いから伝熱で温度が下がるのではありません。
_ヘアースプレー缶を使うと、ヘアースプレー缶の温度が下がりますよね?気体は、急に膨張させると、自(みずか)ら温度が下がるのです。
_羽毛布団やら、ダウンジャケットやら、が、暖かいのは、空気が断熱材の役割をしているからですよね?
_温度の違う空気同士は、混ざり難いし、空気の塊の周りにも空気があって、この周りの空気が断熱材の役割をするので、伝熱は非常に小さいのです。
_空気の伝熱が大きくて、直ぐ混ざるのだったら、お母さんが台所で料理していたら、毎日が大火傷ですよね?
_見えない熱気球の様な、水蒸気を持った空気の塊が、上空で膨張して、自ら温度を下げて、露天温度を下回ると、雲が出来るのです。
_寒流の上だと、熱気球が打ち上がらないので、雲が出来ないのです。

_さて、空気は余り電熱しない、と、言いましたが、じゃあ何で暖流の上の空気は温まるの?と、思うかも知れません。
_伝熱が起こり難いのは、気体と気体との間のお話しです。固体と気体との間、及び、液体と気体との間、では、伝熱は良く起こります。
_ですから、冷たい水の入ったコップの外側では、水滴は良く付くけれども、コップの周りの空気が霧の様に曇ったり、空間から、雨の様に水滴が出て来る事はありませんよね?

ひなた

なるほど、液体が混ざりにくいのは理解してましたが気体が混ざりにくいのは知りませんでした。
面白いお話ありがとうございました。

ぺんぎん

【訂正】
_「さて、空気は余り電熱しない、」:誤→「さて、空気は余り伝熱しない、」:正。誤変換です。

R

お二人とも、教えてくださってありがとうございました🙇‍♀️

ぺんぎん

【訂正】
_「露天温度を下回ると、」:誤→「露点温度を下回ると、」:正。誤変換です。

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