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アルハンブラ宮殿は、モスクではありません。実際に、アルハンブラ宮殿は、スペインのアンダルシア地方のグラナダにあるアルハンブラ城の中にあります。アルハンブラ城は、13世紀にナスリー王朝によって建てられました。それ以降、多くの王朝によって拡張・改修が行われ、15世紀後半にはカトリック教会に占拠され、大規模な改修が行われました。
一方、モスクは、イスラム教徒が礼拝を行う聖なる場所であり、ミナレットやミハラブと言った建物があります。アルハンブラ宮殿には、このようなミナレットやミハラブは存在しておらず、礼拝を行う施設として建てられたわけではありません。また、アルハンブラ宮殿は、イスラム教の影響を受けた建築様式を持っていますが、それだけでなく、ユダヤ教やキリスト教の影響も見られます。これは、アンダルシア地方が歴史的に多文化的であったためです。
つまり、アルハンブラ宮殿は、モスクではありませんが、イスラム教文化に基づいた建築物であり、中にはムスリムの支配者の居住・行政施設として建てられた建物が含まれています。
「一般人」というのは語弊がありますね。宮殿で王の側近として仕える人々のことです。