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高校生 世界史です

モスク というのはイスラーム教徒が集まって礼拝する場所のことであり

アルハンブラ宮殿はそのモスクうちの1つという解釈でいいのでしょうか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

アルハンブラ宮殿は、モスクではありません。実際に、アルハンブラ宮殿は、スペインのアンダルシア地方のグラナダにあるアルハンブラ城の中にあります。アルハンブラ城は、13世紀にナスリー王朝によって建てられました。それ以降、多くの王朝によって拡張・改修が行われ、15世紀後半にはカトリック教会に占拠され、大規模な改修が行われました。

一方、モスクは、イスラム教徒が礼拝を行う聖なる場所であり、ミナレットやミハラブと言った建物があります。アルハンブラ宮殿には、このようなミナレットやミハラブは存在しておらず、礼拝を行う施設として建てられたわけではありません。また、アルハンブラ宮殿は、イスラム教の影響を受けた建築様式を持っていますが、それだけでなく、ユダヤ教やキリスト教の影響も見られます。これは、アンダルシア地方が歴史的に多文化的であったためです。

つまり、アルハンブラ宮殿は、モスクではありませんが、イスラム教文化に基づいた建築物であり、中にはムスリムの支配者の居住・行政施設として建てられた建物が含まれています。

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回答

アルハンブラ宮殿は読んで字のごとく、ナスル朝時代にグラナダに築かれた「宮殿」であり、基本的には王の住居です。同時にアルハンブラ宮殿には城塞としての役割もあり、軍隊のための兵舎や厩舎がありました。
また広大な敷地を持ち、王以外にも多くの人が住む城塞都市でありましたから、一般人のための住居や墓地、学校、浴場なども併設されており、礼拝用のモスクも設置されていたようです。なのでアルハンブラ宮殿自体はモスクとして造られたわけではありませんが、アルハンブラ宮殿の中にはモスクが設置されていたというのが回答になります。

ゆずまる

「一般人」というのは語弊がありますね。宮殿で王の側近として仕える人々のことです。

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