Question

りり

世界史宗教改革の分野です。
この問題でdが正解なのですが、他の選択肢の誤っている部分を教えて頂きたいです。

問16 下線部 15 のイギリス国教会に関する説明として正しいものを、次のa~d
から1つ選べ。
1
出
a
ルターの影響でヘンリ8世は首長法を発し, イギリス国教会を樹立した。
bエドワード6世はルター派的教義を取り入れた一般祈禱書を発布した。
メアリ1世は夫のフェルディナント1世に協力して新教徒を弾圧した。
d エリザベス1世はオランダの新教徒を援助したが, 国内のカルヴァン派
には厳しい態度をとった。

世界史 歴史

Answer 1

jasmine

参考程度に

1.ルターの影響で英国国教会を樹立したわけではありません。
ヘンリ8世はそもそもルターの教説を認めず、弾圧までしていました。
英国は元々カトリック(キリスト教)でした。
ヘンリ8世は妻のキャサリンとの間に男児が誕生しなかったことから、離婚したかったのですが、カトリックは宗教上離婚が出来ません。
そのため、自身の離婚問題や王位継承問題を解決するために、カトリック教会と決別することを選択しました。

2.ルター派的教義を取り入れたわけではありません。父のヘンリ8世の意思を引き継ぎプロテスタント要素(英国国教会)を取り入れました。

3.メアリ1世の結婚相手はスペイン皇太子フェリペ(のちの国王フェリペ2世)です。
スペインはカトリックの影響が強い。そのため、イギリス内でも一時カトリックが復活し英国国教会が弾圧されていました。