世界史
高校生
解決済み

第一次世界大戦の時、アラブ人へ戦争協力を要請し、同時にパレスティナにユダヤ人国家を樹立するという矛盾した約束をしたと教科書に書かれているのですが、どこが矛盾なのかが分からないです。教えてください🥺

回答

✨ ベストアンサー ✨

イギリスはフサイン=マクマホン協定で、オスマン帝国に支配されていたアラブ人に対し、第一次世界大戦に協力してもらう見返りに戦後のアラブ人国家建設を認めることを約束しました。
一方、バルフォア宣言でパレスティナへのユダヤ人国家の建設を認めることを約束していました。中東にアラブ人の国を作ることを認めたのに、その一部であるはずのパレスティナにはユダヤ人の国を作ることを認めたので、イギリスの態度は矛盾しています。
ついでに言えばもう1つ、サイクス=ピコ協定でオスマン帝国の領土をロシア・フランスと一緒に分割する約束をしており、これもフサイン=マクマホン協定やバルフォア宣言と矛盾しています。

イギリスは無責任に矛盾する三つの約束をしたために、二枚舌ならぬ「三枚舌外交」と言われています。

つな

分かりやすくありがとうございます!😳😳

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