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あなたの先生は本当に「宣統師」と書いたのですか？「宣統帝」と書いていたはずだと思うんですけど…
それはともかく、これは辛亥革命について説明したときに書かれたものだと思われます。
1911年、清朝による鉄道国有化に反対する地主層が四川暴動を起こし、清朝は軍にこの鎮圧を命じますが、この軍までもが清朝を裏切って湖北省を制圧してしまいます（武昌蜂起）。その後、革命軍は中国南部を中心に支配地域を広げ、各省は清朝からの独立を宣言していきました。
革命派は孫文をリーダーとして南京を首都とする中華民国の樹立を宣言し、孫文は中華民国の臨時大総統に就任します。一方、清朝の将軍である袁世凱は孫文と取引し、宣統帝を退位させるかわりに中華民国の大総統の地位を譲るように要求します。孫文はしぶしぶ袁世凱の要求を受け入れ、袁世凱は宣統帝を退位させ、ここに清朝は滅びました。
しかし革命はこれで終わりとはならず、今度は孫文と袁世凱の権力闘争が続くことになります。
