世界史
高校生
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「ナポレオンの業績でプラスに評価できる面と、マイナスに評価される面はなにか」

「19世紀イギリスが自由貿易をおし始めたことはイギリスにどのような結果をもたらしたか」

歴史が苦手でほんとに分かりません。
テスト出すと先生が言っていたのですが、教科書のどこを探しても見つからないので教えて欲しいです。

回答

✨ ベストアンサー ✨

まぁ、そりゃ歴史家によって評価が分かれるので、中立的であることが大事な教科書で評価を書くことはできないでしょう。
ざっと思いつくものですが…

「ナポレオンの業績でプラスに評価できる面と、マイナスに評価される面はなにか」
●ナポレオンのプラスの業績
・フランス革命の騒乱に終止符をうち、安定を取り戻したこと。
・時代に先駆けて国民軍を用いた近代的な戦術を用い、戦争の常識を変えたこと。
・ナポレオン戦争の過程でフランス革命の精神を征服地に輸出し、各地でのナショナリズムと国民国家の形成に貢献したこと。
・ナポレオン法典を制定し、近代的な法体系を確立したこと。

●ナポレオンのマイナスの業績
・フランス革命を経て誕生した民主政を破壊し、皇帝独裁を開始したこと。
・ナポレオン戦争の戦乱により、戦場となったスペインや東欧地域を荒廃させたこと。
・ナポレオン戦争に敗北したことでフランスの国際的地位を後退させ、イギリスに覇権国の座を譲ったこと。

※ぶっちゃけ、ナポレオンの業績をプラスと評価するかマイナスと評価するかは人それぞれで、はっきりとした答えはありません。例えばナポレオンのマイナスの業績の3つ目なんて、フランス人からしたらマイナス評価でしょうが、イギリス人からしたらプラス評価でしょう。ですから大学入試にはプラスマイナスの価値判断をさせるような問題は絶対に出ません。お会いしたこともない人を批判するのは憚られますが、そんな問題を学校の試験で出題するとは甚だ信じ難いことです。

「19世紀イギリスが自由貿易をおし始めたことはイギリスにどのような結果をもたらしたか」
・他国に自由貿易を強要することで、アヘン戦争やインド大反乱のような対外戦争を引き起こした。
 ・それらの勝利によって植民地や勢力圏をいっそう拡大した。
・穀物法や航海法、また東インド会社の貿易独占権など、重商主義的な制度が廃止された。
・産業革命がいっそう進展し、世界の工場と呼ばれるほどの工業大国となった。
 ・これにより産業資本家の影響力が拡大して自由党の支持基盤となり、相次ぐ選挙法改正の原動力となった。
 ・一方で労働者階級の不満が蓄積し、社会主義運動が始まった。結果的に工場法や労働組合法の制定につながった一方で、ロンドンでは社会主義者による第一インターナショナルが結成された。

※おそらく、以上のようなものを書いておけば×にはならないと思いますが、正解はたぶんもっといっぱいあります。

あたし

本当にありがとうございます😭

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