算数
小学生

1から100までの整数を順にかけた積A。
Aを2で割り続けたとき、商が整数になるのは何回目までですか?

中学受験 数の性質

回答

1-100までの整数について考えるとき、
A=(すべての偶数の積)x(すべての奇数の積)
と表せる。
すべての奇数の積は2では割り切れないため、すべての偶数の積の部分をBとおき、これが2で何回割れるかを考える。すると
B=2x(1x2x3x...x49x50)
となるので、Bはまず50回割ることができる。この割って残った数をCとすると、また偶数と奇数の積に分けられて、
C=2x(1x2x3x...x24x25)×(50までの奇数の積)
と書き直せて、奇数部分の積は先と同様に2で割り切れないため、Cは少なくとも25回2で割れることになる。
以降同様に、偶数の積に着目しそれが2で何回割れるかに着目すると、
D=2×(1x2x3x...x12)×(25までの奇数の積) は少なくとも12回2で割れて、
E=2×(1x2x3x...x6)×(12までの奇数の積) は少なくとも6回2で割れて、
F=2×(1x2x3)×(6 までの奇数の積)は少なくとも3回2で割れて、
G=2x1x3 は1回だけ2で割れ、これ以上は2で割ると整数になりません。
今、これまで2で割れた回数を足すと、50+25+12+6+3+1=97回となるので、これが答えになります。

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