歴史
中学生
歴史の完全学習2・3 P11の問題です。
どうしても答えがわからないので教えていただきたいです。
「Dの国」は「琉球王国」のことです。
②Dの国が薩摩藩に征服された後も中国へ朝
貢を続けた理由を, 「貴重」 の語を使って説
明しなさい。
回答
まずは朝貢貿易は”おいしい”ことを理解しましょう。朝貢貿易とは言ってしまえば中国皇帝の来賓として貢ぎ物を持っていき、皇帝に献上、その後皇帝からお返しとして返礼品を貰うという形式です。客として行くので中国への渡航費、滞在費は中国が払うわけです。だから”おいしい”のです。そして江戸時代、鎖国政策により貿易は幕府の専売特許とも言えるものでした。だから薩摩藩は琉球を介することで、直接的ではなく間接的に中国と貿易をして儲けてやろうと考えたわけです。
薩摩にとっておいしいのですから貴重な貿易手段として一方では中国の属国、もう一方では薩摩に支配されるという2つの関係があったのです。薩摩に征服されてますからそこに琉球の意思はありません。
回答するなら、「薩摩藩にとって琉球は中国と間接的に繋がれる貴重なパイプ役だったから」と言ったところでしょうか。
疑問は解決しましたか?
回答ありがとうございます。
この問題の「貴重」の語句の使い所がわからないのですが、教えてもらえませんか?
"朝貢貿易ができる"こと自体が琉球王国にとって貴重ということですか?
お時間ある時にご回答おねがいします。