違います。
年代順に追うと、１８２６年にシンガポール、マラッカとペナンが東南アジアの交易要所としてイギリス植民地になる。これを海峡植民地という。ペナンとマラッカはマレー半島、シンガポールはマレー半島先端にある島で、3箇所は飛び地。
マレー連合州
年代:1895-1941
マレー半島西岸ペラク、セランゴール、ネグリセンビラン、パハンの４地域から成るイギリスの保護国。他にもマレー半島北部の地域にはイギリスの勢力下にある「非連合州」があった。
日本による占領
年代: 1941-1945年
第二次世界大戦でこれらの地域を含む東南アジアが日本に占領される
マラヤ連邦
年代:1948-1963
海峡植民地＋マレー連合州＋非連合州を合わせたイギリスの保護国。第二次世界大戦後マレー半島と周辺地域をマラヤ連邦という「保護領」の形でイギリスが支配を続けた。
マレーシア連邦
年代: 1963~現在
1963年にマラヤ連邦＋シンガポール＋サバとサラワク(サバとサラワクはマレー半島の右下でインドネシアのジャワ島北部にあるボルネオ島の北半分の地域)で結成され、イギリスから完全に独立する。1965年にシンガポールがマレーシア連邦を離脱して独立国家となり、現在に至る。
お手持ちの教科書かネットの地図で、マレー半島と周辺地域を見ながら読んでいただくと地理的関係が分かりやすいかと思います。特にシンガポールはマレー半島に比べてとても小さい島なので、地図で見つけずらいです。
蛇足ですが、サバとサラワクのある島は北半分はマレーシアに属していてマレーシアではこの島をボルネオ島と呼びます。島の南半分はインドネシアに属していて、インドネシアでは同じ島をカリマンタン島と呼びます。どちらの国目線で話すかによって呼び分けたりします。
長い回答を読んで下さり有り難うございます。
詳しくありがとうございま！助かりました！