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ルール占領でなぜドイツはインフレになったんですか?

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そもそもの原因は第一次世界大戦の同盟国側とドイツが結んだヴェルサイユ条約で定められた1320億マルク(当時のドイツでは1マルクが金0.352gと交換できた。その1320億倍の金か相応の動産・不動産の支払いが命じられた。)という巨額の賠償金です。上記の具体的な量を見ていただくとわかりやすいと思いますが当然支払いができなかったドイツは戦勝国に対してモラトリアム(支払猶予期間)を要求しました。それに怒ったフランスのポアンカレ内閣がベルギーを誘って当時ドイツの主要工業都市だったルール地方を占領しました。これに対してドイツ政府はストライキ、もしくはサボタージュ(サボるの語源)を勧めました。そうすることで工業生産がストップ下にもかかわらず紙幣の増発が続いたことで通過の流通量と商品のバランスがくずれてしまった、さらにルール炭田の操業もストップしたことでイギリスの石炭を輸入することになり、これによって貴重な外貨が費やされてしまったことによってインフレが起きた、という仕組みです。
長くなって申し訳ありません。

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回答

もともとアメリカがフランスとドイツでトライアングル構想というものをとっていて、アメリカがドイツに技術を貸し、ドイツがフランスに賠償金を渡し、フランスがアメリカに借金を返すという循環を図っていたのですが、フランスがランカシャーのような鉄鉱石で有名だったので、目をつけていたドイツのルールを占領して、その結果ドイツが破綻し賠償金を刷って返すという横暴に走ってしまったためドイツはインフレを起こしました。また、そのトライアングル構想も破綻したためアメリカにお金が入らなくなり株価が暴落し世界恐慌が起こった理由にもあてはまります。

キハダマグロwww

いや、ちょっと待ってください。それは間違いではありませんか?トライアングル構想(ヴェルサイユ賠償環)はドイツのインフレ(借金返済が困難な状態)を解決するためのものですし、そもそもランカシャーはフランスではなくイギリスですよね?

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