Q1-なぜ、アメリカには安い賃金でも働く移民がいるのか
たとえば、物価が日本の10分の1の国から移住して仕事に就いたとします。
日本で月10万円の賃金をもらい、生活費を節約して1万円を祖国に仕送りしたとすると、
祖国では物価が10分の1ですから、1万円でも10万円の価値があることになります。
このように、物価の安い国から物価の高い国に出稼ぎに来る、という考え方が1つあります。
それに、祖国よりも先進国に働き口が多ければ、その国に移住するでしょう。
Q2-人種のサラダボウルと人種のるつぼは違うのか
以前は「人種のるつぼ」と言っていましたが、るつぼは金属を溶かして合金を造る物です。
アメリカ社会は、混血はあまり進んでおらず、ヨーロッパ系・アフリカ系・アジア系・ヒスパニックなどの人種・民族が、まるでサラダボウルの野菜のように社会を構成しているので、「民族(人種)のサラダボウル」といわれるようになりました。