✨ ベストアンサー ✨
インターネットで調べてみるとこんなことが出ます!
是非活用してください(´˘`*)
ちょっとだけ違います。まず、yahoo辞書からそれぞれの意味を引用しておきます。
【専制政治】
支配者と被治者とが完全に断絶していた前近代的社会において、国家の統治権を君主あるいは少数の者が独占し、かつ恣意的に行使する政治体制。専政。
難しいですが、とりあえず「国王や君主が偉くて、政治を自由にできる政治」ぐらいに考えておけばいいでしょう。
【絶対君主制】
絶対主義による君主制。絶対王制。
絶対主義ってなんじゃいという感じですのでこれをさらに引くと、
【絶対主義】
一六世紀から一八世紀のヨーロッパにおいて、封建国家が解体して近代国家が誕生する過渡期に出現した、強力な君主による政治支配のこと。
となっています。要するに、「16世紀から18世紀のヨーロッパの政治体制を絶対王政とか絶対王制とか絶対君主制と呼んでいる」ということになります。
なんでわざわざこんな用語があるのかというと、他の地域の専制政治とは大分趣が違うからです。
もともと、絶対主義になる前のヨーロッパ諸国というのは、封建制という政治体制でした。どういう体制かというと、要するに国内に諸侯(日本風に言うと大名)がたくさんいて、国王はそのうちの一人に過ぎない、というような状況です。名目上は国王はその国で一番偉い人でしたが、実際には諸侯の中にも言うことを聞かなかったり、聞く振りをするだけだったりもしました。
16世紀ぐらいになると、いろいろな社会の変化があって、国王の力が上がって諸侯の力が下がります。とはいっても、国によっていろいろな状況の違いがあり、フランスのように王が非常に強い場合もあれば、イギリスのように議会がいて「国王だって法律には従わないと駄目だよ」と言ってる場合もありました。ですが、めんどくさいので、まとめて絶対主義として扱っています。
ほんとにわかりやすい回答ありがとうございます!!