地理
中学生
解決済み

世界の気候を覚えたいのですが、
地域ごとにどう違うか分かりません
いい覚え方ないですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

世界の気候を地域ごとにどう違うかを覚える…ですか。

まず、赤道付近が暑くて、そこから北極や南極に近づくとだんだん寒くなる、ということは分かりますか?
それがわかれば、熱帯→温帯→冷帯(亜寒帯)→寒帯の場所はだいたい分かりますね。
世界地図を見て「このあたりは温帯かな」と見当がつけばOKです。
1つ残っているのが乾燥帯ですが、中緯度と呼ばれる、北緯と南緯の20度から30度くらいのところですが、日本付近のような大陸の東海岸にはありません。
乾燥帯を加えると、赤道付近から
熱帯→乾燥帯→温帯→冷帯(亜寒帯)→寒帯 となっています。
気候の地図で、ヨーロッパ~アフリカのあたりを見てみると、こんなふうに並んでいますよ。
なので、ケッペンは、熱帯=A、乾燥帯=B、温帯=C、冷帯=D、寒帯=Eとしました。

ここまで理解できれば、半分はできたも同然です。

yuna

ありがとうございます!
本当に地図の読み取りが苦手なんですけど、
赤道付近から読み取ればいい事が分かりました(*^^*)
分かりやすく説明をして頂きありがとうございます!!

地道な地理

続きです。
熱帯の中でも、赤道付近は年中雨が多く、熱帯雨林気候と呼ばれます。そこから北へ南へと行くにつれて、次は「乾燥帯」になりますよね。
ということは熱帯雨林気候からだんだん雨が少なくなって熱帯雨林気候→サバナ気候→ステップ気候→砂漠気候となります。
地図で見ると、熱帯雨林気候の周りにサバナ気候があって、砂漠気候の周りにステップ気候があります。
そして、砂漠気候からさらに北へ南へと進むと、ステップ気候→温帯になります。
大陸の東海岸では、乾燥帯がないので、サバナ気候の次が温帯になっています。

温帯ですが、大陸の西側と東側で気候が違います。
西側は、乾燥帯の隣が地中海性気候、そこから北へ南へと進むと西岸海洋性気候になっています。
東側は、温暖冬季少雨(温帯夏雨)気候→温暖湿潤気候となっています。

亜寒帯はシベリアの内陸部が降水量(=雪)が少なく冷帯(亜寒帯)冬季少雨気候、それ以外の冷帯は冷帯湿潤気候です。
寒帯は、北極海沿岸がツンドラ気候、クリーンランドの内陸部や南極大陸が氷雪気候です。

地域ごとの気候の違いはこんな感じですが、気候区の地図を見て「この辺は暑いところかなあ」とか「寒そう」とかイメージできたら良いですね。

yuna

気候の中にもこんなにたくさんの種類があると
覚えられないです…でもイメージをすると
確かに分かりやすいかもしれないです!
漢字とかも多くて暗記は苦手なんですけど、
頑張って覚えます!

地道な地理

ケッペンの気候区は基本12個あるんです。
たいへんでしょうが、教科書の写真などを見ながら「どんな気候かなあ」とイメージしてみてください。

漢字の名前は、字の通りですからね。
温暖湿潤は、温暖=暖かくて、湿潤=雨が多い ところです。
頑張って!

この回答にコメントする
疑問は解決しましたか?