地理
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工業地帯と工業地域ってなんですか?

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工業が盛んな地域のことです…!
・京浜工業地帯
・京葉工業地域
・中京工業地帯
・阪神工業地帯
・瀬戸内工業地域
・北九州工業地域
えっと、テストとか受験に出やすいのはこの6つだと思います…!
工業地帯と工業地域の使い分けは色々な諸説があるみたいです…!
➀道路や海岸に沿って帯状に広がっているものを工業地帯といい、それ以外が工業地域である。
➁古くからあり歴史をもつものが工業地帯であり、それ以外の比較的新しいものが工業地域である。
➂規模の大きいものが工業地帯であり、規模の小さいものが工業地域である。
※工業地帯と工業地域という呼び方を区別する厳密な定義はないと思います。

テスト問題として出されやすいのは、グラフの読み取り問題かなって思います…!

①「機械」の割合が60%以上
→「中京工業地帯」
自動車の生産がさかんな中京。
豊田市周辺は自動車関連工場が集中しています。

②「化学」の割合が40%以上
→「京葉工業地域」
重化学工業がさかんなのが特徴。
特に、石油化学工業や鉄鋼業。
臨海部に石油コンビナートや製鉄所が建ち並んでいる様子を想像するといいです。

③「金属」の割合が高め(20%前後)
→「阪神工業地帯」or「瀬戸内工業地域」
この2つのグラフはとても似ているので要注意!※④参照
もともと、瀬戸内工業地域は阪神工業地帯などからの工場の移転でできました。

④「金属」かつ「化学」の割合が高め(20%越え)
→「瀬戸内工業地域」
石油化学工業が中心の工業地域。
瀬戸内海の沿岸は海上交通の便がよく、原料や燃料の輸入や製品の輸出に便利。

⑤ ④ではない
→「阪神工業地帯」
「化学」の割合は瀬戸内の方が高くても
「金属」の割合は阪神の方が高い(年が多い)。
他の工業地帯や工業地域とちがい金属・機械・化学が比較的バランスよく生産されているというのも特徴の一つ。
トップレベルの技術を持つ中小企業や下町工場も多い!

⑥「食料品」の割合が高め(20%前後)
→「北九州工業地域」
実は、「割合」が高いだけで生産額にするとそこまで多くありません。
京葉工業地域などの食料品の割合は低めですが額にすると北九州を上回ります。

⑦残り
→「京浜工業地帯」
意外と特徴が少ないのが京浜。
強いて言うなら「印刷業」がさかんなこと。
首都の東京があり、情報が集まりやすいからです。
しかし、印刷業は「その他」に含まれるのでこのグラフではその特徴が表れないです。

※年のデータによって多少、誤差はあると思いますが…、大体こんな感じです…!参考にしてください…!

☺︎pd☺︎

こんなに詳しく!(・o・)とても分かりやすい!
ありがとうございます!🤝

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