✨ ベストアンサー ✨
質問の意図するところによって答えは変わりますね。
(「鎌倉時代の中心人物」という言葉の意味)
まず、「鎌倉時代の代表人物」という意味であれば、初代将軍の「源頼朝」でしょうか。鎌倉幕府は、源頼朝が征夷大将軍に任命されたことで成立しました(1192年)。
次に、「鎌倉幕府で中心(トップ)の役職」であれば、「将軍」になります。初代将軍の源頼朝以外は中学社会で覚えることはないです(出ても二代目の頼家くらい…?)。ただし、鎌倉幕府は三代目で頼朝の血筋が途絶えてしまうため、それ以降の将軍は名目的な役職になり、事実上は「執権」という役職が政治力を発揮します。
また、「鎌倉時代の実権を握った家系」であれば、鎌倉時代初期だけ源(みなもと)家、それ以降は北条家になります。北条家は、代々執権の役職に就いて権力を握りました。源頼朝の妻である北条政子の家系で、御成敗式目を作った北条泰時、元寇を迎え撃った北条時宗が、中学社会で覚えるものです。
最後に、「鎌倉時代の中心階級」であれば「武士」になります。鎌倉幕府は日本初の武家政権で、元寇という国難もあって武士が大いに活躍した時代です。武士が力を持ったのは平安時代末期で、貴族に雇われるかたちで源氏や平氏が出てきたのでしたね。