S=ピストンの断面積
ΔL=ピストンが動いた距離
断面積×高さ=体積Vなので、
P×S×ΔL=PΔV
仕事の定義は力×力を加えた距離=FΔx
であり、圧力Pの定義は力÷断面積=F/Sなので、
P=F/Sに直して考え直すと、
F/S×S×ΔL=FΔL
Fという力で、ΔLだけ動かしました。
これは仕事の定義と全く同じなので、PΔVは仕事である、と言えます。
外から圧力Pを加えられて、ピストンが動いた時に、外からされた仕事は、
さっきと同様に大きさだけだと、pΔV。
熱力学では、気体が外にした仕事を正、された仕事を負の向きとするので、-PΔVとなります。