突然ですが、頭の中でスケートリンクの上で車を走らせて見てください。
きっとスリップして車がうまく前に進まないような想像をしたのではないでしょうか。
正しくそれなのです。タイヤや車輪などは地面を掴んで前に進んでいるような感覚です。もし氷の上などの摩擦が少ない状態ではタイヤや車輪はうまく地面を掴むことが出来ずただその場で回転するだけのものとなってしまいます。
しかし、摩擦というのは重くなればなるほど強くなります。(タンスを引きずるのとそれと同じ大きさの発泡スチロールを引きずるのではきっと発泡スチロールの方が引きずりやすいでしょう。)
こうやって摩擦を大きくして地面を掴みやすくしたために引き合いに勝てるようになるのです!
これはあくまで推測なのですが、どちらの電車もスリップしているために力をお互いに加えているようであまり加えていない状態になっているんだと思います。極端に言えば、お互いに力を加えて引き合っているのではなく、互いが力を相手にかけてないがために動いてない状態になっているんだと思います。
また弱々しいという表現は自分もよく分かりませんが、いずれの状態にせよ上のように
動かない状態になると思います。
ではなぜ片方の車輪の回転が弱くなっても、二つの電車はつり合うのですか?
そもそも、回転が弱くなるとは回転のスピードが遅くなるということですか?それとも回転する時に車輪に加わる力が小さくなるということですか?