世界大戦の最中に、ロシアではロシア革命が起きていました。そのときレーニンが「平和に関する布告」というものを発表し、その中に【民族自決】という考え方が含まれていました。
【民族自決】という考え方はざっくり言うと、
「自分の民族のことは、自分で考えていいでしょ!植民地とか他の民族からの支配とかまじありえないわ〜」
みたいな感じの、今ではかなり当たり前のことです。
それに対抗するように、大戦後、アメリカ大統領のウィルソンも「十四ヶ条の平和原則」という宣言のなかで【民族自決】の考えを述べています。
これに基づき、また、ロシアの影響力を止めるためにも、東欧の国々が次々と独立しました。ここでのポイントは、【民族自決】は非ヨーロッパの国には適用されていないことです。
…こんな感じでよろしいでしょうか?