aC₆H₁₂O₆+bO₂→cCO₂+dH₂O
関係式が簡単にわかるようなCに注目する.(Hでも良い.)(Oはたくさんの分子が持っていて係数の関係が複雑だから後回し)
これで6a=cがわかる.よってa=1,c=6とする.(a=1と勝手に決めているので場合によっては他の係数が分数になるが、その場合は最後に定数倍する)
C₆H₁₂O₆+bO₂→6CO₂+dH₂O
次にHの数に注目してd=6とわかる
C₆H₁₂O₆+bO₂→6CO₂+6H₂O
最後にOに注目してb=6
C₆H₁₂O₆+6O₂→6CO₂+6H₂O
ほとんどの場合、うまい元素に注目すれば係数が順に決まっていって最後に複雑な(今回のOのような)元素の数合わせをすれば終わる.
複雑な反応式で、どの元素も複雑に共有されているときはおとなしくabcdの式を全元素に対して書き下してそれらを解く.