「あなたの性格に惚れました!」3話

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ノートテキスト

ページ1:

「あなたの性格に惚れました!」

ページ2:

テスト0点ドM女子と、
理数系完璧ドS男子の
甘酸っぱい青春ラブストーリー

ページ3:

3 「ちょっと危険な手繋ぎ綱渡りの予感!?」
朝7時半頃
ねね 「今日は月曜日! 週末は彼方くんに会えなかったからな〜」
ガラガラガラ
ねね 「おはよーっす…?あれ? 彼方くん来てない。 珍しい事もあるんだね~」
その頃彼方は...
彼方 「ちょっと寝坊したな。 急がなきゃ。」
でも、ゆっくり行かなきゃ。 怪我したら、 委員会受けれないしな。
2限しか無いからって気が抜けてた。
信号変わるの遅くね? ... はぁ、やっと変わった。 勉強する時間がなくなる!...ってえ?
『ブロロォォオオ...!』
と、 トラック...?
彼方 「え、ちょ、ええええええええ!」
マジヤバイ...! 轢かれる...!
10時半頃...
ねね 「ん~? なんで? こーなーいー?」
奏美 「どした? なんかあった?」
ねね 「彼方くんが来ない! いつもは7時には来てるのに!おかしい!」
奏美 「なんかあったんじゃない? 分かんないけど。」
真冬「どうしたの? ねねちゃん、 奏美さん。 彼方がどうかした?」
ねね 「あ~! 彼方くんの幼なじみで家が隣で家族ぐるみで仲が良くて春はお花見夏は海水浴
秋はキャンプ冬はスキーに毎年の行事で行っていて同じクラスの相川 真冬くん!」
真冬「うん、なんでかよく分かんないけど、 よく知ってるね……あはは……。」
奏美 「普通にキモいな、 その情報量...。 どうやって手に入れた?」
ねね 「もちのろんろん! 彼方くんに聞いたの! 凄いでしょ~!」
真冬 「へぇ!意外だなぁ。 あの彼方がねねちゃんに言うなんて。 コミュ障の彼方がねぇ。」
ねね 「コミュ障なの!?え! ちょー意外すぎるんですけど!」
奏美 「気づかないの、 ねねくらいだって。 ね? 相川。」
真冬 「そうだね~ 彼方は昔から人と喋るの苦手な人だったから…」
ねね 「へぇ~そうだったんだ~! あ、そうそう。 彼方くんは? 今日はお休み?」
真冬 「僕は知らないな...。 いつも早いから、 もう来てるのかと思ってた。」
奏美「まー今日2限だけだったし、土日と間違えたんじゃない?」
真冬 「そうだね。 彼方のことだから大丈夫でしょ。」
ねね 「え〜みんな軽すぎ! 朝出て倒れたってなったらどーすんの?」
奏美 「一ノ瀬に限ってそんなドジはしないでしょ。」
ねね 「でも~!」

ページ4:

ガラガラガラ
担任「みんな席に着いて。 終礼始めるわよ。」
生徒「はーい。」
担任 「え、えーっと、 相川くんにはあとで話があるから、 廊下に来てね。 終わります。 」
生徒 「起立、礼。 ありがとうございました~」
ねね 「ありがとうございました~
真冬くん、 絶対彼方くんの事だから、 教えて!」
真冬 「わ、分かった…」
奏美 「一ノ瀬の事になると、 めっちゃ真剣だな。」
ねね「そうかな?も、もしかして、 彼方くんとの事...バレバレ?」
奏美 「うん。もしかしなくてもバレてる。」
ねね 「マジかぁ~! じゃあ、 カモフラージュ、よろしく。」
奏美 「い、一応頑張る。」
ねね 「ありがと~! それでさ」
ガラガラガラ!
真冬 「はぁはぁ……ごめんけど、今日の委員会、 休むって伝えておいてくれないかな……」
奏美 「いいけど...なんで?」
真冬 「ねねちゃんには内緒で...。 彼方が、 轢かれたって… トラックに...。」
奏美 「マジで?」
真冬 「だから、このことはねねちゃんには内密に...... あ... 」
奏美 「え?......。」
ねね 「じ、 事故った!?轢かれた!?トラックに!?」
真冬 「... う、うん… まぁね… じゃ、行ってくる!」
奏美 「お、おう…。 行ってらっしゃい...。」
ねね 「ちょ 真冬くん!?...に、 逃げたな...。 追いかけてくる!」
奏美 「え! ちょ、 まだ委員会... あるんだけど...?」
ねね 彼方く... どうか、 無事でいて...! はぁはぁ... 彼方くん!」

ページ5:

その頃病院では...
彼方 「ま、マジ、 か...。 利き手が... 骨折... ?テストが...お、 終わった………………。」
バンッ!
真冬 「彼方! 大丈夫か! 骨折で済んだって聞いたけど、 利き手じゃ!...無いと良かったな。
ってか、魂抜けてるぞ...?」
彼方 「テスト受けれねーとか…マジで...地獄だ...。 あの運転手、 ブッ殺す...!」
真冬 「こ、 言葉づかい、 荒くなってるよ〜」
彼方 「骨折なんてもん、 1時間で治してやる...!」
真冬 「さ、流石に無理だと思うよ?」
バシンッ!
彼方 「えっ!?」 真冬 「な、何!?」
ガラガラガラ!
ねね 「彼方くん! ... はぁはぁ… 大丈夫... ? はぁはぁ…」
真冬 「ね、 ねねちゃん... 走って来たの!?」
ねね…? はぁはぁ... そうだ、 けど? ... はぁはぁ... どこ、 怪我したの...?
.....痛かった、よね... はぁはぁ... 大丈夫...?」
彼方 「お、俺は、 だ、大丈夫だが……。 お前は...大丈夫なのか...?し、死にそうだぞ……。」
ねねねね…?はぁはぁ… ねねは、大丈夫……。 はぁはぁ... ちょ、 た、 タンマ...。」
真冬 「超人並の持久力と脚力だね…… っていうか、 ねねちゃんはなんで来たの?」
ねね 「だって、 彼方くんが轢かれたとか言うから、心配して、 飛んで来た。 なんか問題?」
真冬 「ねねちゃんは、 彼方の事が大好きなんだね! いいじゃん彼方、 付き合っちゃえよ〜」
彼方 「ば、バカか! その話題は...!」
ねねえ?もう付き合ってるよ?」
真冬「え.....か、彼方と......?つ、付き合ってる…!?」
彼方 「おい、 言うなって言ったよな! ... 面倒くさいことに...」
真冬「え!ま、マジで付き合ってんの!?ネタとかじゃなくて、 え?」
ねね 「うん。 本気。 え? 知らなかったの?」
真冬 「... どうなの、 彼方...?」
彼方 「... あぁそうだよ... 全く...。 絶対言うなよ... 分かったな…? (殺気)」
真冬 「わ、わ、分かった…。 うん、分かった……。 じゃ、 お幸せにー!」
ねね 「あーりがと~! バイバーイ!」
バン...
彼方 「はぁ... おい、 ねね! お前、 言うなって言っただろ!」
ねね 「仕方ないじゃーん! だってさ~真冬くん、 気付いてたっぽいし~」
彼方 「そういう問題か! ...... まぁいい。 で?お前、 委員会あるんだろ?どうするんだ。」
ねね 「あ…。あ~! やばっ! 何も言わずに走って来たんだった! じゃあまた明日ね!」
彼方 「気をつけろよ〜」
バン...
ふぅ...やっと静かになった...。 左で書く練習しとこ。

ページ6:

そして、一ノ瀬は左で書くことを30分でマスターし、 家で勉強。
2日後、 校内テストを空いた時間に受け、 満点を取り、とりあえず元気になりました。
ねねは一ノ瀬が事故にあって、 死んだ魚の目をしていたので、大変でした。 (苦笑)
まぁ事故は災難だったけど、 相川に付き合ってるのがバレたのが、
一ノ瀬にとって災難ではないでしょうかw面白くなってきたぞ~!...はい。
これからは秘密がバレないように、 校内では大人しくしてなよ~ファイト!

ページ7:

OHLA Thank you!
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コメント

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透明れもんてぃー→ありがとう!れもんも頑張ってね!

透明れもんてぃー
透明れもんてぃー

block頑張って〜!
次も期待してる♪( ´▽`)

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のっちさん→私も両利きになりたいですww続きもどうぞよろしくお願いします!

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メロンソーダさん→ありがとうございます!尊敬だなんてそんな…。本当にありがとうございます😊

ジャニーズ大好き!
ジャニーズ大好き!

彼方くんすごいですね。左で書くのを30分でマスターするなんて、、、。私も両利きになりたいな〜あとねねちゃんの持久力ヤバイな。
続き楽しみにしてます。

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