物理学 第5章 運動量保存則
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物理学の運動量保存則についてまとめました👩🏻🔬
ここでは主に運動量、運動量と力積、運動量保存則、衝突、弾性衝突、完全非弾性衝突、はねかえり定数、2次元の弾性衝突についてまとめています☝️
ノートテキスト
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第5章:運動量保存則 US.S 5.1 運動量 ○速度で運動している質量mの 物体があるとき、 r mv (5.1)を その物体の運動量という。 m 。 質量が大きな物体や速く運動している物体ほど運動量は大きい。 運動量の単位は「質量×速度」の単位、すなわちkg・m/sa 速度がベクトルであることから運動量もベクトル。 → 運動量=(Pa,Py,Pz)の成分は、Py=mva,Py=mvy,P2=myzo 質量mが定数であることに注意して運動量=miの両辺を時間で 微分すると、 de dt d(m²) dt di = m = ma dh (5.2) となる。右辺のmaはカアである。よって、ニュートンの運動方程式は運動 量を使って ===6 F= dp dt (5.3) と表すこともできる。 力がはたらいていない(F=0)物体の運動量は変化せず一定 (dP/dt=0)。 ある物体の運動量が変化したとすると、その物体には力がはたらいて いる。
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物理学 S.S5.2 第5章:運動量保存則 運動量と力積 ○ある物体の運動量が院から隙に変化した。 →必ず何らかの力がはたらいている。 力と運動量の関係はニュートンの運動方程式で与えられているので ニュートンの運動方程式をp=Fdと変形して積分すると tf CPF SP² dp = 5th Fdk ti (5.4) となる。左辺は運動量の変化量AP=P-院を表している。 ° 一方、右辺の St Fdt-P tf tr (5.5) は、時間△t=iftでの力の力積とよばれている。 F J = J*t Fot 千平均 At-tf-ti I=F平均△t tf t したがって、運動量の変化は力積に等しい。 一般に物体にはたらく力は時間とともに変化するが、平均のカデ平均 (=一定)がわかっている場合の力積は tf な I=SF(平均)da:F(平均) Sed=P(平均) (tf-tz)=P(税抜) At (5.6) (平均) もえ tz となり、運動量の変化Aと力積の関係は F △P=F(平均)△t (5.7) と表せる。 千撃カー 式(5,6)は、はたらく力が一定の場合(F(平均)=戸(一定))や、 撃力の場合(戸(平均)=F(撃力))にも成り立つ。 ° ・撃力とは一瞬にはたらく大きな力のことであり、一瞬しか力が はたらかない いので、近似的に力は一定と考えることが できる(撃力近似)。
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○物体と物体がそれぞれ運動量とで 運動している場合を考えよう。この2つは互いに力を 及し合っている(相互作用している)が他の力(外力)は S.S5.3 運動量保存則 ( 00 1 P2 2 受けていないとする。物体は物体2から力を 受け、物体2は物体から力F21 を受けていると すると、ニュートンの運動の第2法則 より 〒1 dp = F21:02 (5.8) da ' da が成り立つ。 さらに、運動の第3法則(作用・反作用の法則)により、 これら2つの力の大きさが等しく向きが反対である(Fiz = - したがって F12 + F21 dpi + dt dp2 dt = (P+P)=0 da (5.9) となり、物体1と物体2がもっている運動量の和=+Pは時間が 経っても変化せずに一定(= = 0) 9 →外力がはたらかない系では運動量はつねに保存される。 →運動量保存則 ○物体1と物体2の運動量がはじめにそれぞれと ぞれPif と Pzfになったとする。 このときは... P+PE Pit Pzf P2であり、その後それ (5,10) と書ける。
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物理学 US.S54 別 My 衝突 第5章 運動量保存則 m2) 2 。 2つの物体が衝突するとき、衝突の前後で運動 量の総和は変化しない。 0000 。 後 (mm2 衝突の分類一 一般に運動エネルギーは衝突の前後で保存 されない。 →衝突に伴う物体の変形や熱などのエネルギー として使われてしまうから。 。 弾性衝突…運動エネルギーが保存される(変化しない)衝突 ○非弾性衝突・・・ されない(変化する)衝突 ○いずれの衝突においても運動量は保存されるから、物体の衝突を扱う際には 運動量保存則が重要 1次元の衝突- ○直線に沿って初速度 および管もで運動する質量mim2の2つの 物体が正面衝突し、終速度およびになったとする。 →衝突前に物体がもっていた運動量はそれぞれ Pzz =m1 Viz と Pif + P2f より m272īであり、衝突後に物体がもっている運動量は それぞれPf=mif P+PZE P2f mm222=mif の関係が成り立つ。 =maifであるから、運動量保存則 T mif (511) Q 運動量や速度ではベクトル。
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S.S5.5 弾性衝突 MITHE 衝突前 a M2 ・弾性衝突では、運動量のほかに 運動エネルギーも保存される。 衝突後 tm mm2 Vif 計算方法- よって、運動量保存則より + m2√2f = m₁ Vif + maaf (5.12) m. Viz となり、運動エネルギー保存則より 1/2m+1/2m2=1/21mi+/mznfa (5.13) となる。 →速度は右向きを正とする。式(5,12)(5.13) からなる連立方程式を解くことで、弾性衝突に 関する問題が解ける。 ○式(5.12)をm1の項とm2の項でまとめる m₁ (Vi Vif) - == m2(Tzf-Tzz) ○式(5.13)の両辺に2をかけて、M1の頃とm2の項をまとめる m2(T2f-T2E) M₁ Vitif) = ° 因数分解する - m (Vi Vif (Vii Vif) (5.14) (5.15) m2(T2f-Tai)(12f+アスモ) (5.16) Vir Vif = STifTzz= ○式(5.16)に式(5.14)を代入すると T2F+ V2ž (2if-if)と書けば、弾性衝突では2物体の 相対速度の大きさは変わらず向きだけが逆転する。 ○式(5.12) (5.13) mm2 〃 mivif + (5.17) - Vif V2f) (5.18) となる。 -衝突後の速度- Tif √2f (mm2 m1 m2 √π 2m2 = となる。 \m1 + m2 + mi i+ (m2 ○特別な場合として、mi=m2 2m2 + - m2 m1 m1 + M2 = となり、 速度の交換が起こる。 (5.19) (5.20) mの場合は俯f=727f=
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物理学
S.S 5.60
衝突前
mm1
m2
衝突後
mm
第5章:運動量保存則
完全非弾性衝突
°
・非弾性衝突の特別な場合として、衝突後に2つの
物体が一体化するような衝突を完全非弾性衝突。
→衝突後に一体化してしまうので、2物体の速度は
同じになる。
○一体化する際には熱や音などが発生し、運動エネ
ルギーの一部が失われるので、運動エネルギーは保存
されないが、運動量は保存される。
○直線に沿って速度 およびえで運動する質量my
衝突し一体となって、共通の速度となったとする。
m2の2つの物体が
このとき、運動量保存則 より
m.Vii
+
M2 72 i
(mi+m2)
(5.21)
となり、
M₁Viz
+
M2 √2 i
VF =
(5.22)
m1 T
m2
となる。
SS5,7
はねかえり係数
衝突前
m2
衝突後
(m₁) (M₂
e=
01
となる。
衝突前
壁
衝突後
♡2
衝突した物体が、衝突前の速さよりも小さい速さ
ではねかえってくることはよくある
→速さの比をはねかえり係数(反発係数)
○♡1のように2つの物体が互いに運動して衝突する
場合、はねかえり係数eは
171f-72f1-(Vif - V2f)衝突後の相対速度
衝突前…
e=1の場合には、衝突前後での相対速度が等しく
運動エネルギーは保存される
e=0の場合は、衝突後の2物体の速度が等しく
(=Pf)、衝突後に一体化する衝突である。
○e=lの場合が弾性衝突、Oseiの場合が非弾性
衝突、e=0の場合は物体がはね返らず('f=0)、一体
化する完全非弾性衝突を表す。
○♡2の場合は、衝突前の速度を、衝突後の速度を体とすると、
はねかえり係数は
(5.23)
Viz- Vzi
VEL
rf
e:
=
となる。
(5.24)
ページ7:
US5.8 2次元の弾性衝突 衝突前 To 0 静止した質量mの物体2に左方から同じ質量m の物体2に左方から同じ質量mをもつ物体が 物体1 速度 で弾性衝突する。 物体2 衝突後 衝突後、2つの物体はそれぞれ物体1の入射方向 に対して角度 で速度 をもって散乱 VisinŮ 中体1 0 VICOSO された。 →弾性衝突であるから、運動量、運動 エネルギーはともに保存される。 物体2 V₂COS √2sin 運動量保存則 より mvomVicos +m2cosØ.0mV, sin©+ MY2 SinØ となる。 共通の質量m を消去して (5.25) Vo Vicos O + V2 Cos (5.26) 0 = Visine V2 sinØ (5.27) E を得る。 運動エネルギー保存則から mvo 1/2mv,2 + 共通の質量mを消去して Vo2 = 712 + (5,28) となり、 (5.29) を得る。 V1.12 YoおよびOを測定すれば、式(5.26) (5,27) (5.29)を連立して およびを測定できる。 式(5.26)(5.27)の右辺第1項を左辺に移項し、両辺を2乗すれば V₁2 sin20 122 sin20 Vo2-2vocosO+vi'cos2O=V22Cos² ( となるから、2式の両辺を加え合わせれば Vo2-2VOVICOSO+V12(Sin²O+COS2O)=1/22(sin²Ø+cos2Ø) (5:32) (5.30) (5.31) となり、Sin2O+Cas + COS2=1を用いれば、 sin' Yo22VOY COSO + V12=1/22 (5,33) となる。
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見てくれてありがとう! 第5章のノートはこれで最後です! お疲れ様でした
ページ9:
物理学 To 第5章: 運動量保存則 。 。 速度ベクトルの関係は、運動量保存則よりT=1+1/2 であり、運動エネルギー保存則から16°=2+162 ① よって左図の直角三角形が成り立つため、+ 0-90° →同じ質量をもった2つの物体が互いの中心からずれ O て衝突すると、衝突後、2つの物体は互いに90°の向き に進む。
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