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このフレーズは
in there・in hereはちょっと違う仕組みだけど
残りは全て同じ仕組みです。
まず基本的な話をします
thereもhereも、文法的には
「副詞としての用法が主だけど名詞としての用法もある」
副詞としての用法というのは
thereの場合なら「そこに/で/へ」のように、日本語の助詞を含む。
だからgo to thereは間違いで、go thereと言う。
これはどういうことかというと
画像の英英辞典に答えがあって
[in,at, or to] that place って書いてある。
だからこの3つの前置詞と一緒に使うようなことを言いたい場合は、基本的に前置詞要らないけど、
でも例えばfrom hereとかは、fromが要る。
こういう省略できない前置詞とセットになるときのhereとかthereは名詞として辞書には載っている。
ここまでの説明だと
in there / in here はおかしいことになるけど
これは省略してもいいinをわざわざ残しているのだから、それだけこのinを言いたいわけです。
だから読む際もinに強勢があります。
意味自体は「そこに」「ここに」で、
inの有無で大きく変わらないけど
「そこ【に(いる)】」「ここ【に(いる)】」みたいな主張感があると思います。
out there / out here
outもhere/thereも副詞であることに注目
これに限らず同じ品詞が二つ並ぶときは、
同じものを言い換えているだけのことが
多々あります。
日本語でも「ここ、日本では」と言ったら、
「ここ」=「日本」でしょう?
だから
out = there・out = here っていうふうに
2語をイコール関係で結んで読むと良いと思います。
out thereは
「外に/で/ へ (外 = その辺のことね)」という感じで
例えば壁一枚隔てた外側とか、玄関先とかお庭とか、そんなに離れてない外側
out hereも同じ考えで、
「外に/で/へ(外=ここ)」と言ってるのだから、
これは自分が外にいるときの表現です。
つぎにover there / over here
これもoutの場合と仕組みは同様なんです。
「越えた(over)その先 = そこ・ここ」なのです。
だから距離的に少し離れたところを表現します。
over thereは「向こうに/で/へ」とか覚えますよね。
この「向こう」は、「こっち」に対する「向こう」。
over hereはその逆で、
「向こう」に対して「こっちに/で/へ」です。
up there / up here・down there / down here
outやoverと仕組みは同じ
「上に/で/へ(上 = そこ・ここ)」
「下に/で/へ(下 = そこ・ここ)」
upがつく場合は、「そこ」「ここ」が「上」にある。
ただこのup「上」というのは複数の意味があって
関連する単語でも同様のイメージがあります
・「高度が高いところ」
ビルの1階にいたとして、上の階のあそこで昼ごはん食べようよ、とかってときに
have a lunch up thereって言ったり
上の階のことupstairsって言ったりしますね。
・「経済的に繁栄している」
上流階級upper class とか
こんな感じのイメージで使います。
downの場合はその反対ですね。
ただ、混乱するかもしれないけど
関連する単語で
downtown は繁華街・商業地区 なので注意です。
反対にuptownは住宅街。
上流階級はガヤガヤした繁華街に住まない。
閑静な住宅街に住む。
それの反対で、downtownは繁華街になります。
> there と here は 副詞の名詞用法のように考えればいいのですね
ざっくり言えばそんな感じですね
今回の質問のような定型句・決まり文句ではないけど、例えばfrom hereっていうときは、
fromは前置詞の用法しかないから、hereは名詞として捉えるしかない。
逆にout thereの場合はoutは副詞の用法しかないから、outもthereも副詞としてしか解釈しようがなくて、
「外に、(外ってのはつまり)そこらへんに」というふうにoutをthereで言い換えているという説明になります。
(実際にはもっと無意識に、ただ決まったフレーズとして言っているだけですが)
in・over・up・downは前置詞にも副詞にもなるので、文法の解釈としてはthere・hereは名詞としても副詞としても解釈できるとは思うのですが
over・up・downはフレーズの仕組みがoutと同じだと思うので、副詞+副詞と考えた方が筋が通るだろうと思います。
in hereに関しては、前置詞+名詞、副詞+副詞、どちらも解釈できそうだけど、これはどちらかというと前置詞+名詞なんじゃないかなあ。
そのように解釈した方が、inを強く言う理由も明確になる(わざわざinをつけているくらい、inを言いたい)
僕もネイティブでも帰国子女でもありませんが、こういうフレーズは、仕組みと意味をきちっと理解したあとは使いまくって感覚に落とし込むのが一番ですね。その作業は独り言でも構わないので。
一緒に頑張りましょう〜
すごく頼りになります!お言葉、とてもうれしいです。
とてもよくわかりました。there と here は 副詞の名詞用法のように考えればいいのですね。アメリカ人の先生がよく冬の寒い日に教室の中に入った時に確か Nice and warm in here. と言っていました。inがあるのとないのとどうちがうんだろうと思ってましたが、そういう理屈だったんですね。これから実感しながら使えそうな気がしてきました。自分は、クラスの帰国子女の人たちのグループにいつも気が引けて悔しい思いをしていますが、早く感覚だけで英語が使えるになれいいなぁと思っています。とても詳しくありがとうございました。