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体系古典文法には、わざわざ「詳説」の欄に判別方法が書いてあるので、ここをよくお読みください。
「使役」になる場合は、「下に尊敬語がない場合」、または、「使役の対象がある場合」です。
「尊敬」になる場合は、「下に尊敬語を伴う場合」です。
※尊敬語を伴っていても「使役」になる場合はあります。
基本問題
(1)使役
「させ」の下の「む」は、意志の助動詞ですので、尊敬語ではありません。よって使役です。
(2)使役
「せ」の下の「ず」は、打消の助動詞ですので、尊敬語ではありません。よって使役です。使役の対象は省略されていますが、「従者たち」です。
(3)尊敬
「せ」の下に尊敬の補助動詞の「給ふ」があります。
「させ」の下に尊敬の補助動詞の「給ふ」があります。
尊敬の助動詞+尊敬の補助動詞で、最も位が高い人にのみ使える「最高敬語(二重尊敬)」となります。
(4)使役
「する」の下は体言なので、尊敬語ではありません。また、使役の対象が「人に」となっているので、使役です。
(5)使役
「しむる」は、係結びによって連体形です。下には「。」しかないので、尊敬語はありません。よって使役です。
応用問題
(1)使役
「させ」の下は助詞なので使役です。使役の対象は省略されていますが、「女官」です。
(2)使役
「さすれ」の下は助詞なので使役です。「さすれ」が已然形なので、已然形+「ど」で逆接の確定条件です。「~けれども」と訳をしますよ。
(3)使役
「す」の下は助詞なので使役です。また使役の対象は「人に」となっていますよね。ちなみに、「な」は禁止の終助詞です。
(4)???
「しめ」の下は、尊敬の補助動詞があります。
ということは、
尊敬の助動詞と、尊敬の補助動詞で二重尊敬、、、?
ではないんです。実はこれが、尊敬語を伴っていても使役になる場合なのです。
よく文を観察してみると、「五人に」という使役の対象があります。よって、これは尊敬ではなく使役になるのです。
間違ってたらすみません。
丁寧に解説して下さりありがとうございます!!
応用問題の(1)で記載漏れがあったので追記です。
「笑はせ給ふ」の「せ」の下は、尊敬の補助動詞「給ふ」があります。使役の対象はないので、尊敬になります。
上記では、使役か尊敬かの見分け方を説明したので、正しい問題の答えを書いておきますね。間違ってたらすみません。
応用問題
(1)使役の助動詞「さす」の連用形
(1)尊敬の助動詞「す」の連用形
(2)使役の助動詞「さす」の已然形
(3)使役の助動詞「す」の終止形
(4)使役の助動詞「しめ」の連用形