✨ Jawaban Terbaik ✨
結局のところ、文脈次第です。
まず問題になるwillの用法をもう少し丁寧に確認すると
A)「意志」というのは「文主語の強い意志やこだわり」
B)「推量」は「話し手の確信(…度の強い推量)」
ですね。
ですから、
B)は、事実に関係なく話し手がそう思っていること、話し手の認識を表していて、A)はそうではなく、文主語についての事実を述べている、という違いが出てきます。
一文目について、
前半のA dog can smell better than he can see,は犬の能力についての事実を述べています。
後半のso he will believe his nose rather than his eyes はwillをどう捉えるかによって
周りの部分の意味も微妙に違ってくるように思います。
willを「話し手の推量」と捉えると、
「犬は視覚より嗅覚が優れている」という事実から
「犬は自分の視覚より嗅覚を信じている」ということを私(話し手)は確信していますよー
という意味になります。
ところが実際は、犬がどう考えているかなんて分かりませんから、これは「確信」するに値しないような気がします。willはだいぶ確信度がつよいですから…。mayとかくらいなら使っても良いかもしれません。
willを「文主語の意志やこだわり」という事実を述べる表現だとすると
so he will believe his nose rather than his eyes
という文も事実だということになります。
ですから、
believeというのは「犬がどう考えて(信じて)いるか」を表しているわけではなくなります。犬の頭の中身はわからない、事実として観測出来ないからです。
そうではなくて
「犬が自分の目より鼻を信じている【ように見える行動が事実として観測されがちだ】」
ということを言っているのだとわかります。
二文目について、こちらのwillは推量です。
こちらは一文目よりももっと簡単に考えて良いと思います。willが出てくる前の部分でIf you change your clothes,と仮定しているからです。
仮定に基づいて考えるとき、そこから導き出された結論は事実ではありません。
「もし1+1=3だったら、【 】」という文の【 】の部分は、なにが入るか知らないけど、事実ではなくて推論が入ることは間違いないですよね。
どういう世界観で話してるかとかにもよりますけどね。ファンタジー小説とかだと、動物に意識があっても驚かないですが。
それに、上の回答書いたときにうまく言葉にできなくて削除してしまったんですが
「犬は視覚より嗅覚が優れている」
だから
「犬は自分の視覚より嗅覚を信じている」
っていう因果関係はおかしい気もしたんです。
犬の視覚と嗅覚のどっちが優れているかということと、犬が(仮に意識があったとして)どちらを信じるか、ということは、関係がない気がします。
なぜかというと、
ここから先、まだ頭の中で整理できてないのですが…
「能力が優れている方を信用しよう」という思考回路が犬には無いはずだから、という結論になるんじゃないかな…
そう考えると、結局のところ、やはり初めに言った通り
犬に何らかの認識能力をみとめる表現自体がなんかおかしい
ということになりますね。
特殊な世界観を認めるなら話は違ってくるし、例えば幼い子どもの発言ならまた違うかもしれないし、
というわけで必ずこうだ、とかはちょっと簡単には言えないです。
でも英語って日本語より科学的な世界観が言語に埋め込まれているという感じはします。逆に日本語がその点曖昧なのかも…母国語だから気づかないというのもあるかもしれないですが。
何となくですが、分かりました。ありがとうございます。
犬が〜を信じる というのはおかしい、
ということと、
willの意志とかこだわりの用法が、物が主語の場合は擬人法的な表現として理解されるので、
willのうしろのbelieve his nose rather than his eyes の部分も、「犬が目よりも鼻を信じる」という文字通りの意味では無くて擬人法的な表現として読み取れる
という結論で間違いない気がしてきました。
長々お付き合いくださってありがとうございました。
①の解説から、ざっくり、動物などといった生き物が感じたり、考えたりすることは人間が現段階では観測できない。そうすると文章自体が事実になることが多いと捉えても良いでしょうか?