講武所は、黒船来航で衝撃を受けた幕府が築地に講武所(はじめ講武場)を設けます。平和な生活に慣れてしまい、武芸のイロハすら忘れてしまっているような旗本や御家人たちを対象に、剣術・槍術 (そうじゅつ) ・砲術などを講習させるために設けた武道場みたいな場所です。
海軍伝習所は、阿部正弘が長崎に長崎海軍伝習所という学校を作りました。オランダ人の協力により、多くの人たちが西洋式の海防(海から攻撃する敵に対抗して国土を守ること)について学びました。この学校の中には、有名な勝海舟や榎本武揚の姿もありました。
以上のことから、2つの学校は現在でいう所の
講武所→陸軍を育てる学校
海軍伝習→海軍を育てる学校
という風に捉えてみると、違いが分かると思います!
長文失礼いたしました💦