まずは「光波の分野が何をしたいのか」を知ることが大事だと思います。
光は昔性質がわかりませんでした。波だ!という人と粒子だ!という人がいました。ですが、一応原子っぽく考える、つまり粒子だとされていました。
しかし、とある男がそれをひとつの実験でガラッと変えてしまいました。
ヤングです。
ヤングの実験は、光が波でなければ起きないものです。(強め合いは波の性質)
他にも光が波であるという実験が多数出てきました。
つまり、光波の分野は、「光が波であることの証明」をしたいのです。
それを踏まえた上で下に解法の4ステップを書くと、
①スリットに入った時にふたつの光波の位相のズレが無いか確認する(波の性質)
②どこが経路差、光路差になっているか確認する
③問題を見て、強めあいの条件か弱め合いの条件か見る
④③から、経路差が半波長の奇数倍か偶数倍かという式を立てる。(半波長の奇数倍と偶数倍の図を書いてみるとなぜこんなものを考えるのか分かります。波の重ね合わせです。)
これで半分は取れると思います。
何か具体例があれば教えてください。それで伝えられると思います。