✨ Jawaban Terbaik ✨
まず、雨温図の特徴を読み取ってみると…
①平均気温が割と高め
②降水量少なめ
ということがわかります。
ここで、aとb、それぞれの気候の特徴を見てみましょう。
a…東南アジアにある!=ジメジメして暑いイメージ
b…ヨーロッパにある!しかも地中海の辺り!=地中海性気候!?
くらいに、国名が分からなくても地域ごとにイメージが湧いてくるといいかと思います。雨温図から読み取った時、降水量が少なめであることがわかっているので、この時点でaである確率が少ないことに気づきます。また、地中海性気候は温帯の中でも乾燥していることで有名です。しかも、特徴である「夏より冬の方が降水量が多い」というものにも当てはまります。
…ですから、まずはbが正解なのです。
次に、住居の特徴を見てみますが、①は熱帯に見られるものですね。しかも、それを知らなくても「風通しを良くするため」とあり、そもそもこの雨温図は乾燥している地域のものなのでわざわざ風通しを重視した家を作る必要はあまりありません。風通しを重視する、ということは湿気があるからなんですね。
また、もうひとつの不正解③は、冷帯の家です。それが分からなくても、「窓が2重」になっていることから、寒い地域のものだと分かります。北海道でも、厳しい冬の寒さ対策に、ドアが二重になっていたりするみたいですよ。このように、自分が知らなくても推測です解いていくことができます(知ってるのが1番ですが笑)。
いわゆる消去法で解いてみましたが、もちろん正解は②であり、雨温図の「気温が高め」という特徴=日差しが強い&乾燥している ことから、不正解ではないことが分かります。
従って、答えはbと③の、イになります!
こういった問題は、ある程度は考えて解くことも出来ますがそれなりの知識があることが大前提です。割と出題されがちな問題パターンでしょうから、この際、
1、各気候帯の特徴
2、各地域の大体の気候
を覚えてしまいましょう!
分かりにくいところや質問がありましたら、遠慮なくお願いします!!
補足説明ありがとうございます!確かに、モンスーンはアジアの気候を説明するのには欠かせませんね…!
ありがとうございます!
良い解説!ベストアンサーですね。
もう少し付け加えてほしいことがあります。
東アジア~東南アジア~南アジアは季節風の影響で夏に雨が多いこと。
夏の季節風は、太平洋やインド洋から大陸に向かって湿った風が吹くので降水量が多くなる、というイメージを持っておくと、日本からインドまでの気候の特徴を1つのことで押さえられます。
それから、地中海沿岸の写真は教科書にきっと載っていますよ。
白い壁で窓が小さい家が建ち並ぶ風景を見たことがあるんじゃないかなあ。
(伝統的な家では、白い壁は地中海沿岸に豊富な石灰を塗っています)
風景写真を見て、どんな気候なのか、どうしてそういう風景になるのかを理解できたら良いですね。