現代文
高校生
解決済み

線の部分の「ついに発狂した」 この理由を
丸をつけた4語を使って理由を述べよという
問題がわかりません教えて頂きたいです

なかじま 中島 敦 山月記 いえい こぼう 5こうなんのい 「西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せら せんり 巻けんかい たの れたが、性狷介、自ら恃むところすこぶる厚く、更に甘んずるを潔しとしなかった。 8こさん かくりゃく 100きが いくばくもなく官を退いた後は、故山、虢略に帰臥し、人と交わりを絶って、ひたすら詩 作にふけった。下吏となって長く膝を俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を 死後百年に遺そうとしたのである。しかし、文名は容易に揚がらず、生活は日を追うて苦 のこ 5 1隴西李 地図参照 学才 で才知が いること 3 天宝 代の年 七五六 4名を虎 (官吏 者とし に姓々 5 江南 南( 警察 ひい けいけい 3 11しょうこく ほうきょう しくなる。李徴はようやく焦燥に駆られてきた。この頃からその容貌も峭刻となり、肉落 ち骨秀で、眼光のみいたずらに炯々として、かつて進士に登第した頃の豊頰の美少年の面 影は、どこに求めようもない。数年の後、貧窮に堪えず、妻子の衣食のためについに節を 屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。 一方、これは、己の詩業 に半ば絶望したためでもある。かつての同輩は既にはるか高位に進み、彼が昔、純物とし 10 て歯牙にもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の才李徴の自尊 しゅんさい 調 7自 被つ自調狷 8枚 10
16 きょうはい 心をいかに傷つけたかは、想像に難 15おうおう くない。彼は快々として楽しまず、 狂悖の性はいよいよ抑え難くなった。 177 じょすい 一年の後、公用で旅に出汝水のほ とりに宿った時、ついに発狂した。 ある夜半、急に顔色を変えて寝床か ら起き上がると、何か訳の分からぬ ことを叫びつつそのまま下にとび下 りて、闇の中へ駆け出した。彼は二 = 度と戻ってこなかった。付近の山野 1 を捜索しても、なんの手がかりもな い。その後李徴がどうなったかを知 る者は、誰もなかった。 18 かんさつぎょし ちんぐん 翌年、監察御史、陳郡の袁像とい 20れいなん う者、勅命を奉じて嶺南に使いし、 しょう 道に商於の地に宿った。次の朝いま えんさん 15
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回答

✨ ベストアンサー ✨

詩家としての才能は確実にあると疑ってやまなかったが、思うように結果が出ずに生活が苦しくなった。妻子を養うために、職に就こうと地方の役人になったものの、かつてBAKAにしていた同期(同輩)が、先輩になっていていて自尊心が傷つけられて発狂した。的な感じですかね…プライドが高く招いたものですね🐯 *BAKAは、このアプリのコンプラ的にダメらしいからそうしただけです。

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