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已解決

神仏習合と神仏分離令をわかりやすく説明してください🙏
調べてみてもよく分かりませんでした。

解答

✨ 最佳解答 ✨

神仏習合は平安時代の弘仁・貞観文化即ち八世紀頃から見られたものです。仏教が日本国内でもかなり広まり、神社の中に建てられた寺院や、御神体の前で仏教経典を読経したりなど神道と仏教がごっちゃになったことを神仏習合と言います。

神仏分離令は明治時代に入り、それまであった神仏習合の中で生まれた一つの考えである本地垂迹説{(ホンチスイジャクセツ)仏がこの世に姿を表す際の仮の姿こそ神であるという考え方}が天皇=神という考えからすると非常にまずい考え方であった為に(日本国を何故天皇が統治するのかという天皇という存在の正当性に関わってくるから)
仏教と神道は別々のものであるから、神社に仏像があったり、神社で仏教教典を読経したりなどの神仏習合的な要素を排除しようとする為に出されたものです。

因みに日本で2番目に大きい鳥居のある大神神社(おおみわじんじゃ)は昔は三輪神社(みわじんじゃ)と呼ばれており、はるか昔は三輪山を御神体とする神社でしたが、神仏習合の影響を受け三輪明神(明神は仏教側から見た神の呼び方)を信仰する神社になります。しかし神仏分離令とそれに伴う廃仏毀釈によって仏教は激しい弾圧を受けたために、神をみわと無理矢理読んで大神神社と名前を変えたという経緯があります。

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