章末問題
水素分子イオンの結合性軌道での電子の存在
確率を考える。ただし原子軌道 と は等価
でありPA=PA*, ΦB = $B* とする.
(a) 結合性軌道を
1
$₁ = √2 (1 + S) (A + B)
として、電子の存在確率を表す分布関数を
求めよ.
(b) 水素分子イオンの二つの核AとBが十分
に離れているときの, 電子の分布関数を求
めよ。
(c) 核A および核Bの近傍の電子の存在確率
の分布は,二つの核が近づいて結合を形成
することによりどのように変化するか.
(d) 核 A と核Bの間の電子の存在確率の分布
8.2
は,二つの核が近づいて結合を形成するこ
とによりどのように変化するか.
水素分子イオンの反結合性軌道での電子の存
在確率を考える.
(a) 反結合性軌道を
42=
-(PA - DB)
√2 (1-S)
として, 電子の存在確率を求めよ.
(b) 核Aおよび核Bの近傍の電子の存在確率
は,二つの核が近づいて結合を形成するこ
とによりどのように変化するか.
(c) 核Aと核Bの間の電子の存在確率は, 二
つの核が近づいて結合を形成することによ
りどのように変化するか.