✨ 最佳解答 ✨
英語は旧情報から始めるというルールがあります。簡単に言えば、誰もが知っている情報から順に話していく、というルールです。それは文でも共通です。
昔話が「むかしむかし、」から始まって、「あるところにおじいさんとおばあさんがいました。」と繋がるように、急に「鬼が倒されました」と始まることがないように、情報には順序があるのです。
既出の、もしくは皆が知っている情報(旧情報)から、新しい、もしくは自分しか知らないであろう情報(新情報)、という順です。
英文では意見、理由、結論の順で話が進みます。becauseは「なぜなら」という接続詞であり、一部例外を除き、それで始めることはありません。なぜならbecause以下は基本的に新情報であるからです。
自分の意見は英文の構造上先に出し、出した途端にそれは皆が知る情報(旧情報)となります。そして理由を列挙したりする際、既にすでに出ている情報(自分の意見)である旧情報が先に来ることになり、新しい情報(その理由)が後に来ることになります。
It's becauseなども同じで、It'sの部分は旧情報であり、すでに上げた議題や意見を指しています。because以下は新情報として、その理由が出てくる、と言うわけです。
日本語には「なぜなら」で始める文も珍しく無いので、わかりにくいと思いますが、「こういうもの」だと割り切って覚えてください。
2つも理由を引き出せないのでしたら、「逆に、もし〜が無かったら(もし〜だったとしたら)、〜というデメリットがある。例えば〜〜」みたいに、自分の意見の真反対の場面、状況でのデメリットを挙げるのはどうでしょうか。
On the other hand, 〜:一方、反対に、(文頭で使う)
説明ごちゃごちゃとややこしいとは思います。すみません。
受験頑張ってください!
因みに、旧情報が先に来るという原則ですが、受動態を使ったり能動態を使ったりといった使い分けもここに関係します。
例えば、A、B、C、という3人の人物がいたとして、Aが「ここにあった林檎、食べたの誰?」なんて聞いたとします。
その時Bは「その林檎はCが食べたよ」と言うのですが、この時、「林檎があった」と言うのは話題であり、前提です。つまり旧情報で、逆に「Cが食べた」と言うのは、少なくともAは知らない情報であり、自分しか知らない情報である、つまり新情報であると言えます。
なので実際の文章は、旧情報たる林檎が先に来て、新情報たるCがあとに来る、受動態となるので、「The apple was eaten by C.」となります。
是非参考にしてくだい。
そうなんですね!!!
確かに、情報は受け取る人によって変わってきますもんね!
ありがとうございます😊とても勉強になりました!
なるほど!すごくわかりやすいです!
返信は受験後になってしまいましたが、非常に参考にさせていただきました!
ありがとうございます😊