子
領の親成)
しょうかん
しんせき
ました。荘官となっていた地方の有力者らは,
にん
人
*1
壮園の支配を進めました。また国司は、地方の有力者たちを役人と
備
こん しょじゅう
(所従
して,荘園以外の土地公領の支配をまかせたため, 公領も地方の
こうりょう
す
*2
10
有力者の領地とされていきました。こうして荘園·公領ともに,地
方の有力者による領地支配が強まっていきました。
天
10
ざいさん
このような動きを背景にして. 社会全体で土地が財産として重視
ねん
されるようになり,土地にかけられる年貢などの税が生まれました。
かくとく
そのため,人々は必死に領地を獲得するようになりました。土地の
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権利や境界などをめぐって争いがしきりに起こり, 人々は自分の力
で土地を守らなければならなくなりました。こうして土地の私有を
は、
みやこ
都
15
→p.50イ
ふんそう
きそ
ぶ そう
基礎とし,武装してみずからのカで紛争を解決しようとする中世の
だいじ いん
社会が形成されていきました。そして大寺院も武装した僧侶(僧兵)
そうりょ
ありがとうございます🙇♀️