✨ 最佳解答 ✨
問2
1行目に「かへるあまた集いていふやう」とあり、いふ=言ふなのでこの動詞の直後の文が答えです。「あはれ」は感動詞で「ああ」という意味の重要古語で、普通は会話文で使うことからもわかります。あわせて「あはれなり」=「しみじみとした趣がある」も覚えておくといいと思います。
「~とて」というのは「と言って」という意味で発言の終わりの目印になるので、その直前までが「かへる」の発言です。
問3
「あはれとおぼしめしけむ」というのは、「哀れ/と/おぼしめし/けむ」です。この場合の「あはれ」は現代語の哀れだと思います。「おぼしめす」は「思う」の尊敬語になるので、かへるにはずーっと敬語が使われていないので、もう一人の登場人物は観音くらいですし、観音にはずっと敬語がついているので(あはれみ給ひ、守らせ給への「給ふ」など)観音といえますが、古文文法の知識がないと厳しいですね。そもそも単語や文法を知らない中学生に古文を読ませること自体どうかと思うのですが、これは文脈判断としか言えませんね。知らないと思いますが「けむ」は、ここでは過去推量の助動詞であり、「~お思いになったのだろう」となります。
問5
これは、きちんと本文が読めていたら正解できると思います。この話のオチは「蛙が人間をうらやんで(=ア)俊足にしてもらったら、目が後ろになってしまって前が見えないから危ないから、意味がなかった(=イ, エ)ので、もとに戻してくれと祈り直した」というところにあります。「神仏を信じなかったから失敗しました」と言ったことは書いていませんね。むしろ、観音さんにお願いして俊足をもらった上に、またもとに戻してもらおうとしているので、信じまくっています。
回答ありがとうございます🙇♀️
とても助かります。