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生物

生物基礎 2年学年末

【教科書】高校生物基礎 新訂版 実教出版

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めぐファン

めぐファン

ノートテキスト

ページ1:

ないぶんび
内分泌 体液中に化学物質を放出すること。
腺細胞 放出する分泌物をつくる細胞。
腺腺細胞の集まり。
内分泌腺 内分泌を行う器官や細胞。
外分泌腺 排出管を通して物質を
体外に分泌する器官。
ホルモン 内分泌で放出される
ごく微量で働く化学物質。
腺細胞でつくられる。
標的器官の標的細胞の働きを
調節する。

ページ2:

受容体 標的器官の、 特定の細胞と認識して
強く結合する構造。
セクレチン ベイリスとスターリングが
十二指腸でみつけた
すい液を分泌するホルモン。
世界ではじめて発見された
ホルモンである。
視床下部 ホルモン分泌の中枢。
脳下垂体のホルモン分泌を調節する。
脳下垂体 視床下部の下に
垂れ下がるようにあり、
前葉と後葉に分けられる。
成長ホルモン 脳下垂体前葉から分泌される
タンパク質の合成を

ページ3:

促進するホルモン。
甲状腺刺激ホルモン 脳下垂体前葉から
分泌される、
チロキシンの
分泌を促進する
ホルモン。
副腎皮質刺激ホルモン 脳下垂体前葉から
分泌される、
糖質コルチコイドの
分泌を促進する
ホルモン。
バソプレシン 脳下垂体後葉から分泌される
腎臓の集合管での水の再吸収を
促進するホルモン。

ページ4:

チロキシン 甲状腺から分泌される
細胞内の化学反応 (代謝) を
促進するホルモン。
寒いとき甲状腺から分泌される。
パラトルモン 副甲状腺から分泌される
血液中のカルシウムイオン (Ca*)
の濃度を高めるホルモン。
糖質コルチコイド 副腎皮質刺激ホルモン
によって副腎皮質から
分泌されるホルモン。
タンパク質を糖化する
ことで血糖量を増加させる。
アドレナリン 副腎髄質で分泌される
血糖量を増加させるホルモン。
グリコーゲンの分解を促進する。

ページ5:

寒いとき、交感神経の働きで
副腎髄質から分泌される。
グルカゴン 視床下部の交感神経に促されて
すい臓のランゲルハンス島 A 細胞
で分泌される
血糖量を増加させるホルモン。
アドレナリンとともに
グリコーゲンを分解する。
インスリン 視床下部の副交感神経に促されて
すい臓のランゲルハンス島 B 細胞
で分泌される
血糖量を減少させるホルモン。
フィードバック 最終的につくられたものが
前段階に戻って作用するしくみ。

ページ6:

内分泌腺に含めない器官 心臓、 十二指腸、
胃、腎臓
負のフィードバック 結果が原因を抑制する
フィードバック。
血糖 細胞のエネルギーとなる
血液中のグルコース。
血糖値 血液 100mL中の血糖量 (mg) のこと。
空腹時で血液 100mL あたり約100mg
(約0.1%)に調節されている。
糖尿病 血糖量の多い状態が長く続く病気。
血糖量が腎臓の再吸収の能力をこえて
尿中にグルコースが排出されてしまう。
I型糖尿病 ランゲルハンス島B細胞が

ページ7:

破壊されてインスリンが不足する
糖尿病。
Ⅱ型糖尿病 インスリンの標的器官の
感受性が低下する糖尿病。
日本の糖尿病患者の95%を占める。
恒温動物 ほ乳類や鳥類のことで、
皮膚で受けた温度刺激や
血液の温度変化にともなって
熱の生産量や放出量を調節し
体温を保つ動物。
変温動物は虫類や鳥類のことで、
体温が気温変化に応じて
変化する動物。
熱中症 激しい発汗により水分とともに

ページ8:

Na が過度に失われ、
発汗機能が低下し
体温が下がらなくなる状態。
間脳視床下部 自律神経系とホルモンによる
血糖量と体温調節の中枢。
ランゲルハンス島とともに
血糖量の変化を感知する。
ランゲルハンス島 グルカゴンやインスリン
を分泌する
すい臓の内分泌腺が
ある部分。
間脳視床下部とともに
血糖量の変化を感知する。
グリコーゲン 低糖時に肝臓で分解されて
グルコースになる。

ページ9:

交感神経 低糖時に働く自律神経。
寒いときに体温を上げる。
P98~101 朝になったら書けるとこまで書きま
す!
病原体 病気の原因となる細菌やウイルス。
感染症病原体によって引き起こされる病気。
生体防御 生物が病原体などの異物から
身を守ろうとする働き。
物理・化学的防御 皮膚や粘膜、
汗や涙に含まれる
リゾチームという酵素で
外界からの異物の侵入を
防ぐ生体防御。

ページ10:

粘液 気管内部の粘膜から分泌される。
物理・科学的防御で働く。
化
毛 運動により白血球とともに
異物を外へ排除する。
化
免疫 物理科学的防御で防ぎきれなかった
異物を排除する生体防御。
自然免疫 生まれつき備わっている免疫。
がん細胞を排除する。
白血球が異物を特異的に排除する。
獲得免疫 適応免疫ともいう。
異物の侵入後に得られる免疫。
白血球 免疫の中心となる。

ページ11:

造血幹細胞でつくられ、
血管やリンパ管を通じて
全身に移動する。
胸腺 T細胞が成熟する。
リンパ節 リンパ管の途中にあるふくらみ。
リンパ球やマクロファージが
多数存在する。
ひ臓 体内最大のリンパ器官。
古くなった血球の除去を行う。
マクロファージが多数存在する。
B細胞が成熟する。
骨髄 赤血球や白血球がつくられる。
リンパ管リンパ液とリンパ球が循環する。

ページ12:

造血幹細胞 骨髄にあり、 分化して
免疫担当細胞になる。
免疫担当細胞 免疫に関わる白血球の
好中球、 マクロファージ、
樹状細胞、
リンパ球(ヘルパーT細胞、
キラーT細胞、 B細胞
NK細胞) がある。
好中球 自然免疫で働く白血球。
マクロファージ 自然免疫で働く白血球。
食細胞である。
樹状細胞 自然免疫で働く白血球。
自然免疫から獲得免疫への

ページ13:

橋渡しの役割を担う。
食細胞であり、
食作用で抗原を排除しながら
抗原提示をおこなう。
リンパ球 ヘルパーT細胞、
キラーT細胞、 B細胞、
NK細胞がある。
ヘルパーT細胞 獲得免疫で働くリンパ球。
キラーT細胞 獲得免疫で働くリンパ球。
抗原に対する抗体をつくるよう
B細胞の増殖や分化を促す。
B細胞 獲得免疫で働くリンパ球。
変化すると抗体産生細胞になる。

ページ14:

NK細胞 ナチュラルキラー細胞ともいう。
自然免疫の中心となる細胞。
つねに体内を巡回していて、
感染した細胞を見つけると
細胞ごと排除する。
病原体に感染した細胞や
がん細胞は非自己と認識し
攻撃対象となる。
貪食 異物を細胞内に取り込むこと。
食作用 異物を貪食し、消化・分解する働き。
自己の細胞を貪食することはない。
食細胞 食作用をもつ細胞。
マクロファージ、 樹状細胞がある。
炎症 体液に異物が侵入して、

ページ15:

侵入した付近の毛細血管が拡張したり、
血液がたまってふくらむこと。
抗原リンパ球により非自己として
認識される物質。
抗体抗原と特異的に結合する
免疫グロブリンというタンパク質。
獲得免疫 脊椎動物が自然免疫で
抑えられなかった異物を
特異的に攻撃すること。
抗原提示 樹状細胞が食作用で
抗原を取り込んだときに
ヘルパーT細胞に
抗原情報を提示すること。

ページ16:

細胞性免疫 樹状細胞の抗原提示を
キラーT細胞や
ヘルパーT細胞が認識し、
それぞれ活性化、増殖して
感染細胞を直接攻撃する獲得免疫。
記憶細胞増殖したキラーT細胞や
ヘルパーT細胞の一部が
次の感染に備えて体内に残ったもの。
拒絶反応 移植された皮膚や臓器を
キラーT細胞により排除する
細胞性免疫。
ツベルクリン反応 アレルギーを利用した検査で、
弱毒化した結核菌を
注射すると、
免疫がある場合
弱いアレルギーが起こり

ページ17:

皮膚が赤く腫れあがる。
細胞性免疫である。
体液性免疫 体内に侵入した抗原を
抗体によって排除する獲得免疫
抗原抗体反応 特定の抗原と特異的に
結合すること。
抗体産生細胞 形質細胞ともいう。
活性したB細胞が変化した、
増殖して抗体をつくる細胞。
免疫グロブリン H鎖とL鎖という
2種類のタンパク質が
組み合わさった
Y字型のタンパク質。

ページ18:

可変部 H鎖と鎖の先端部。
抗体の種類によって構造が異なる。
定常部 すべての抗体に共通する部分。
二次応答 一度侵入した抗原が
再び体内に侵入したとき、
記憶細胞がすみやかに増殖して
強い免疫反応を起こすこと。
ヌードマウス 胸腺ができない突然変異を
持つため無毛で
T細胞が成熟しない
実験用マウス。
A型 A抗原(凝集原A) と
抗 B抗体 (凝集素β) をもっている。

ページ19:

B型 B抗原 (凝集原B)
抗A抗体 (凝集素α) をもっている。
AB型 A 抗原 (凝集原A)と
B抗原 (凝集原B) 両方をもっているが
抗体はもたない。
0型 抗原はもたず抗B抗体 (凝集素β)と
抗A抗体 (凝集素α) をもっている。
アレルギー 過敏な免疫反応によって
抗原抗体反応が過敏に起こる
生体に不都合な症状。
アレルゲン アレルギーの原因となる抗原。
花粉症 花粉がアレルゲンとなる
季節性アレルギー。

ページ20:

花粉が粘膜上皮近くにある
マスト細胞(肥満細胞) の
表面に付着し、
マスト細胞から放出された
ヒスタミンの作用で起こる。
アナフィラキシー アレルギーのうち、
全身に起こる急激な反応。
アナフィラキシーショック アナフィラキシーが
重症化した
生死にかかわる症状。
免疫不全 免疫機能が欠けていたり、
低下したりする症状。
エイズ AIDS、 後天性免疫不全症候群
ともいわれる。

ページ21:

HIV(ヒト免疫不全ウイルス) が
ヘルパーT細胞に感染し、
破壊することによって
免疫不全を起こす病気。
日和見感染 エイズが発症し、
通常ではかからない病原体に
感染すること。
ワクチン 弱毒化した病原体や毒素。
予防接種ワクチンを接種し
人為的に記憶細胞をつくらせて
免疫を獲得すること。
麻疹、インフルエンザ、 結核
などの伝染病の予防に用いられる。
血清療法 ウマやウサギにつくらせた

ページ22:

抗体を含む血清を利用した治療法。
ヘビ毒やジフテリアの治療に
用いられる。
自己免疫疾患 自身の細胞を非自己として
認識して攻撃する疾患。
関節リウマチ、 橋本病など。
免疫寛容 自分の細胞に反応する
T細胞やB細胞を
成熟前に排除すること。
エドワード・ジェンナー ワクチンを発見した。
ルイ・パスツール ワクチン療法を確立した。
ロベルト・コッホ 結核菌を発見した。

ページ23:

北里柴三郎 血清療法を開発した。
アレクサンダー・フレミング 抗生物質を発見した。
利根川進 抗体のしくみを解明した。
良静男 自然免疫と獲得免疫の相関を示した。

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