ページ1:

No.
Date
基本的生活習慣
健康に生きていくために、誰もが毎日くり返して行う行動
食事
排せつ
睡眠
着脱衣 (清潔
箸を使う トイレを使う
規則正しく
衣類の脱ぎ着
歯みがきと
寝起きする
をする。
うがいをする
社会的生活習慣
社会の一員としての行動。家族や地域の人との生活の中で
身につけていく
安全の習慣
社会生活のきまりを守る習慣
事故などから
自分を守る
・ごみをごみ箱に捨てる。
・公共物を大切にする。
・あいさつをする。
対人関係についての習慣
順番を守る
施設や機関の種類」
保育所 0歳~5歳
7:00~19:00
幼稚園→3歳~5歳
9:00~14:00
認定こども園
子育て支援センター
児童館
放課後児童クラブ
ファミリー・サポート・センター
「遊びと人間関係の発達」
1歳ごろ
①大人と一緒に遊ぶ
①一人で遊ぶ
3歳ごろ
③友達の近くで遊ぶ
④友達と協力しながら遊ぶ
5歳ごろ
⑤ルールを決めて、集団で
遊ぶ
○遊びは、好奇心や探究心、あこがれなどに基づく、自発的な
活動であり、その中で人間として生きていく力の基礎を身に
つけていく。

ページ2:

0
体を動かすことによって、体や運動機能が発達する。
楽しさやおもしろさを感じることで、情緒が発達する
○おとなや友達と遊ぶことで、社会性を身につけていく。
○自分の考えを表現するための言語が発達する。
・思うようにならないことを乗り越えていく力を身につける。
「遊び道具」
子どものイメージを広げる
・友だちと一緒に遊び道具を使うことでイメージを共有できる
囲の人を結びつけ、コミュ
ニケーションを
○子どもどうしや周囲
うながす
「よいおもちゃの選び方」
・心身の発達段階に合っていて、楽しく遊べるもの
○遊びを工夫したり、発展させたりできるもの。
・一人でも大勢でも使えるもの
0
けがをする危険のないもの。
○つくりが丈夫なもの
セーフティ・トイ
・玩具安全マークがついているもの→ST(現具安全マーク)
「遊ぶ環境」1
・いろいろな友達と思い切り遊ぶ
○家の中だけでなく、戸外で十分に体を動かして遊ぶ
〇
幼児とふれ合うときの注意点」
施設内の危険な場所を確認しておく
・爪は短く、服装は動きやすいものにする
・健康に気をつける
・緊急児の対応について確認しておく
・大声を出したり、乱暴な動きをしたりしない
・幼児の気持ちを考えながらかかわる。
・幼児にわかる言葉で話しかける
0
幼児のペースに合わせて遊ぶ
0
幼児が何を伝えたいのか、耳を傾け、忍耐強くつき合う。

ページ3:

いきなり団子
幼児のおやつの特徴
1. 幼児におやつが必要な理由を調べ, どのように与えたらよいか考
てみましょう。
おやつの必要性
おやつの条件
消化機能が未発
達で胃の容量
消化のよい
もの
体が小さいわりに
は、栄養所要量が
多い。
も少ないので.
一度に多くの食
物がとれない。
砂糖の多く
水分の多
ないもの
いもの
1日に3回の食事だけでは、
栄養をじゅうぶんにとれない。
衛生的で
安全なもの
おやつ
容量が多く
満足感を与
えるもの
おやつ
食事の一部
件!
香辛料、着色
料に注意する
なるべく手づ
くりのもの
おやつの与え方
消化のよい
ものにする。
栄養のバランス
や1日のエネル
ギー摂取量の配
分を考える。
できるだけ手づくり
のものを与える。
容積が大きく
て満足感を与
えるものにす
る。
特にカルシウムや
ビタミンCが補給
できるものにする。
むし歯予防のため,
甘いもの、やわらかい
ものばかりでなく歯ごた
えのあるものを与える。
衛生的で安全な
ものにする。
水分の少ないものに
は、水か飲みものを
そえる (交代が
活発なので、水分の
要求量が多い)。
楽しいふん囲気で食
べさせる。

ページ4:

1 幼児の食事やおやつ
(1)幼児の食生活の特徴をまとめよう。
手づくりのおやつは、栄養や盛りつけ方などにくふう
ができる。 安全でおいしいおやつをつくろう。
・幼児期は体の発達が著しく, [①運動も活
なので、栄養素が多く必要である。
10時のおやつの例
[ 消化機能」が未発達のため,一回に食べる量
が少ない。そのため, 3回の食事以外に栄養補給と
して【おやつ】が必要である。
食べなれていない食品や料理が多い。
せんべいと茶
かぼちゃチップスと
ミルク
食欲が周囲の【ふん囲気】や外見に左右されやすい。
●食事を続けることに集中
食生活の基本的習慣が身につく時期である。
」できない。
さつまいも入り蒸しパン
とフルーツジュース
さつまいもの茶きん
しぼりと麦茶
ヒント
ふん囲気 集中 運動 基本的習慣 おやつ 消化機能
(2) 幼児のおやつ選びのポイントをまとめよう。
・栄養素,【エネルギー】の両面で食事を補うもの。
e
食事のさまたげにならない「消化吸収]のよいもの。
市販品は、【品質表示】や日付表示などを確かめ、【衛生的で安全なもの。
[食習慣づくりに役立つもの。
・幼児はたくさん汁 1をかくので,水分の少ないおやつには飲みもの」を組み合わせる。
ヒント 消化吸収 食習慣 飲みもの 汗 衛生的 エネルギー 品質表示
(3)幼児に喜んでおやつを食べてもらうには、どんなくふうをするとよいだろう。
見た目をかわいくする
3.消化のよい調理法と調理例を考えてみましょう。
調理法調理例
今の
細かく切る あわだてる
やわらかく
薫る
a.
調 ハンバーグ メレンゲ 煮物
b.
d.
e.
裏ごしをするくだく すりおろす すりつぶす
f.
うすめる
g.
h.
さつまいもスムージーりんご ずんだ天ぷら
プリン
ごま
茶わんむし
・おやつの必要性>
体が発達したり、活動が活発だから多くの
栄養が必要だが、胃が小さく、一度に多く食べられないから
おやつを食事の一部としている。