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古文

✅国B 土佐日記 帰京

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Lizard

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ノートテキスト

ページ1:

Date
見巾(自ヤ下二)①見える。目に
映じる。目にうつる。 ②(人に見ら
れる。 ③見慣れる。 ④会う。対面
する。 ⑤(打消を伴って)見ることが
できる。会える。 ⑥見られるように
振り舞う。見せる。 ⑦現れる。
来る。 ⑤思われる。感じられる。
⑨女性が結婚する。妻となる。
言ふかひなしの言っても
効果がない。言ってもはじまらない。
結びの流れ
保助詞を受ける活用語で
文が終止せずに、下に続くような場合
係り結びが成立せず、結びが消滅する。
係り結びの逆接的用法★
こそ+已然形(~けれども・~ど)
取り返しがつかない。また、言いようが⑤家と家の間に垣根はあるけれども、
ない。②言うに足りない。つまらない。 一つの家のようなもんやから預かるで
いざしい。子供っぽく、わきまえが
ない。 たわいない。④みじめでふがい
ない。みっともない。
こぼる(自う下二) 流れ出る。
こぼれる。あふれ出る。②はみだす。
③落ちる。散る。 ④崩いる。
(名) 頼ること。頼みをする
前半のまとめ
隣人から望んで
領かると言った
入京の喜び
自邸の荒廃ぶりに落胆・失望
もの。よるべ。 ②頼ってゆくよすがとなる
相手。縁
④便宜方便。手段。
おとずれ。 音信。手紙。 ⑥ぐあい。
配置加減。
志(名)の心の向かうところ。本意
意向。また、心を尽くすこと。 ②
誠意。厚意。愛情。 ③謝意
好意などを表して物を贈ること。
またその贈
物。④供養。追善。
隣人への積
隣人が、家の管理を自ら申し出て
おきながら、謝礼を受け取るだけで、
家を荒れ果てた状態にしている
ことを非難する言葉。
家の主人が制する
ものも言はせず"
3.

ページ2:

Date
土佐日記
帰京
①京に入っていくので嬉しい。
京に入り立ちてうれし。家に至りて、門に入るに、月哪かければ、
”に着いて、門にて、月が明るいので
入ると
家の
過去
いとよくありさま見ゆ。聞きしよりもまして、ふかひなくぞこぼれ破れ
とてもよく様子が見える。聞いたよりもまさって、昔
からほどば
言っても仕方がないほど崩れ
存許定詠嘆
たる。家に預けたりつる人の心も、荒れたるなりけり。中垣こそあれ、
せる。 家に預けていた人の心も、 荒れていたのだなあ。中垣があるのに
壊れている。
(この家のように)のであったなあ
完了「り」
接
けれども
隣家との間を隔てる
根
一つ家のやうなれば、望みて預かれるなり。さるは、便りごとに物も絶えず。
そうではあるが機会の
一つの家のようなので、望んで預かったのだ。
それでも私は、怖あるごとに品物を
M
家の主が隣人に
「言うかひなくぞこれ聴いたる」
wwwwwww
家がひどく荒廃していること
11
家の主人が
*者たちに
得させたり。今宵、 かかること。」と、声高にものも言はせず。いとはつらく
今夜、「このようなことと、大声で物を言わせない。とても薄情
ものも
絶えず受け取らせた。
見ゆれど、はせむとす。
だ
1+30151
が、お礼はしょうと思う。
〈完存続〉
思われるが
「
受身・尊敬・自発可能
(き)
存続
以前は
直接見て
さて、池めいてくぼまり、水漬ける所あり ほとりに松もありき。知っている
さて、池のようにくぼんで、水がたまっている所がある。ほとりには松もあった。
なって

ページ3:

Date
留守にしていた
(用
松の寿命の
過去の原因推量
完了「ぬ用
五年六年のうちに、千年や過ぎにけむ、かたへはなくなりにけり。
五・六年のうちに、 千年が過ぎてしまったのだろうか、松の一部分がなくなって
松
URM
存続
主格
から
完了
しまったことよ。
今生ひたるぞ交じれる。大方のみな荒れにたれば、「あはれ。」とぞ人々
③今生えたものが混じっている。ほとんどが枯れてしまっているので、「ああ(ひどい)」と
松
消「ず」体
すっかり荒れて
思ひ出でぬことなく、思ひ恋しきがうちに、この家にて生まれし
人々は言う。思い出さないこともなく、恋しく思っているうちに、この家で生まれた
(=思い出す)
思うことの中で
(土佐で七くなって)打消「ず」
一緒に帰京した
女子の、もろともに帰らねば、いかがは悲しき。船人もみな、子たかりて
女の子が、一緒に帰ってこないので、どんなに悲しいこと 船人もみんな、子が寄り
mm
群がり
存続「り」伸
帰らないので、
帰京を喜ぶ
船人たちへの遠慮
ののしる。かかるうちに、 なほ悲しきに耐へずして、ひそかに心知れる人と
集まって騒いでいる。こうしているうちに、悲しみに耐えられなくて、ひそかに心の通
大騒ぎする
喜び
こっそりと気持ちを
分かっている
へりける歌、
人を言った歌、
土佐でなくなった女の子
と詠んだ
この家で過去き
余情
「生まれしも帰らぬものをわが宿に小松のあるを見るが悲しさ
体言止め
生まれても帰らない子供を思いながらわが家にある小松を見ると悲しくなるなあ
生まれた子も帰らないのに

ページ4:

F
大方(名)①全体のようす。
大部分。ほとんど。② 世間なみのこと。 松の寿命は千年だというのに、
世間一般普通。
Date
国司として留守にしていた五、六年で
こんなことになってしまったのか…。
いかが(副)の(疑問)どうか。
どのように…。どんなに…か。
(反語) どうしてしょうか(いや
しない)。どうか。いかが。 ⑨
どんなにか。どれほど。⑤どうか。
いかがはどのように。どんな
にか。②(反語)どうして…しょうか
(いやしない)。どうしてどうして。
もちろん。
隣人への皮肉
www
き、嘆き
従者たちの、邸内の荒廃ぶりに
対する
かたへ(名) 一対のものの一方。
片側。かたほう。 ②全体のうちの
一部分、または、半分。③かたわら。
そば。 ④そばにいる人。仲間。
もろともに(副)そろって、
いっしょに。
.
自宅の庭に新しく生えた小校
船人たちの周りの子供
www
児への追憶の情
生ふ(自上二) ほえる。成長
する。伸びる。
交じる(自う四)ある物の
中に他の物がまぜる。 ②交際する。
仲間に入る。 ③ (山野に分け入る。
たかる(自う四・下二)群がり
集まる。
小松に託して気持ちの通じる人と
児を思
交わす。
小松=今生ひたる
小松に触発された
七児への悲傷

ページ5:

Date
飽かずの満ち足りずに。
不満足に。ものたりなく。
心残りに。 ②いつまでこの状態を
続けてもいやになることがなく、
さらに続けていたいほどの思いで。
口惜し(形シク)残念だ。
期待はずれでがっかりだ。 ②
物足りない。感心しない。おしい。
③情けない。④ つまらない。
地位が低い。
とし(7) 時間や時期
が早い。 速度が速い。すばやい。
②強い。はげしい。
ま
それでもやはり
(四)満足する
歌を詠んだ人が
紀貫之本人であるのか
仮託してある付き添いの母性であるのかは
意味の取り方によって異なる。
ただ紀貫之の歌であることは確か。
反実仮想
しましかば
~
ませば
~
せば
~
しば
まし
であったなら…であろうに)
⑩え尽くさず
m
いささかにものに書きつく
少しばかり書くと冒頭に書いたので
書きたいことはたくさんあるが、書いていない。

ページ6:

悲しみを言い表すことに
疑問
量
保助結びの省略
とぞ言へる。なほ飽かずやあらむ、また、かくなむ。(諦める)。
満足しないのであろうか、また、このように書
と言った。
詠んだ
それでもやはり
詠んだ
土佐で
そんなった女子 ★
遠い土佐で早世した愛児への哀惜
www
主格 比喩
反実仮想永遠の
の松の千年に見ましかば遠く悲しき別れせましや
見た人が千年を見ることができるならば未達に悲しい別れをしただろうか
松のように千年の寿命を保って 遠い土佐で
見ることができたなら
いやしなかっただろう。
不可能永遠の
であろうに
忘れ難く、日惜しきこと多かれど、え尽くさず。
忘れず、残念なことが多いけれど、
尽くすことができない。
難く
書き
四
ともかくもあれ)
しまねかうまれ、とく破りてむ。
とにかく、
にも
さっさと破いてしまおう
早く破ってしまおう
この日記を
。
〇人に広く読ませるほどのものでは
ないという謙遜のポーズ
記録目的の日記ではなく、
www
文学作品・虚構
もしてみむ
「多」の活用
体系30
基本形 未然連用
終止
連休
已然
命令
(c)
V
し
多し
けれ
から
かり
m
かり
かる
かれ

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